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私がリーガルよりスコッチグレインを履く理由
私はスコッチグレインの革靴を4足持っている。国内メーカーだと他にメジャーなところだとリーガルがあるが、私がスコッチグレインを選んで履いている理由について書きたい。
正直リーガルが分かりにくくて買っていないだけであって、決して悪いと言っているわけではないことは理解して欲しい。
シリーズによる違いが分かりやすい
スコッチグレインはシリーズによる特徴が非常に分かりやすく、モデルを選びやすい。
例えば、
・プレミアムグレードのEウィズならオデッサ
・プレミアムグレードの3Eウィズならブローデン
・スタンダードグレードのEウィズならベルオム
・スタンダードグレードの3Eウィズならアシュランス
・晴雨兼用の撥水レザーでEウィズならシャインオアレインⅣ
・晴雨兼用の撥水レザーで3EウィズならシャインオアレインⅢ
といった感じで、価格帯・ウィズ・ソールの組み合わせでシリーズ分けされている。
プレミアムグレードとスタンダードグレードの違いはアッパーの革質であったり、仕上げであるが、これも店舗で実物を見れば分かりやすい。
対してリーガルはシリーズという考え方が希薄なのか、型名のみで区別している。
そのため、リーガルを全く知らない状態から、自分に合うモデルを絞り込むのが非常に難しいのである。
リーガルにも「01DRCD」という39,600円の定番モデルがあるが、私が革靴について調べ始めた当時はブランド全体でモデルが多すぎて、調べきれなかった。
品質が安定している
リーガルには"リーガル"というブランドだけでなく、価格帯が上のシェットランドフォックスであったり、安価なラインのケンフォードなど、複数のブランドを抱えている。そのため、工場も国内・海外含めて複数存在する。
また、同じブランド内でもグッドイヤー製法・マッケイ製法・セメント製法など複数の製法がある。
対するスコッチグレインは全て国内の自社工場で製造されており、グッドイヤー製法のみとなっている。
私はグッドイヤーが好きなので、そもそもグッドイヤーしかないスコッチグレインの方が選びやすいのである。
また、同じ工場で作っているので、品質は安定しているだろうと想像できる点も安心材料だ。
私の足に合うサイズ/ウィズがある
私の足のウィズはEで、スコッチグレインではEウィズのシャインオアレインⅣ(=オデッサ)の25cmがジャストフィットである。
なお、同じEウィズでもベルオムは25cmだと少しきつくて、履き始めは踵から血が出ることになる。
このように、スコッチグレインにはEウィズが豊富にあるが、リーガルにはEウィズが少ない。
というより、調べたのだがリーガルにはEウィズが全く無いように見える。
ウィズが違ったとしても、木型によってフィット感は変わるので、Eウィズでなければならないとは一概に言えないことは私も理解している。
ただ、先ほども挙げた定番と思われる「01DRCD」のウィズは2Eで、私には横が広すぎた。また、シェットランドフォックスにDウィズはあるが、これは私には少し小さかった。
リーガルには合うサイズが無いというより、オデッサの木型がぴったり合うので、スコッチグレインを使っている。
ただ、オデッサは高くて買えないので、雨用に同じ木型のシャインオアレインⅣと安いグレードのベルオムになったのだ。いつかはオデッサを3足買いたい。
まとめ
色々理由を挙げたが、私はスコッチグレインが好きだし、これからも買っていく予定である。
ベルオムが修理できなくなったらオデッサに買い替えたいし、シャインオアレインⅣは修理できなくなったら同じものに買い替えるし、休みの日用にモデナが欲しい。
リーガルも決して悪いブランドではないことは分かっているが、モデル検索のしにくさは何とかして欲しいところだ。