医療保険は1日型の入院保険で十分と思う
メットライフ生命の終身医療保険を契約した
最近メットライフ生命の終身医療保険を契約した。
1日型の入院保険というやつで、入院すればその期間に関わらず、一定金額の保険金が支払われるというものだ。
入院の際に支払われる保険金は20万円で、これは高額医療費制度を使えば、入院が月をまたいでも賄えるくらいの金額だと想定している。
保険料は三大疾病にかかれば保険金の支払いが免除になる特約を付けて、月2,500円くらいになる。
私の調べる限り、1日型の入院保険で他に余計な保険が付いていなくて最も安いのがこのメットライフだ。
前はチューリッヒでもあったのだが。引き受け停止になってしまった。
既に加入している第一生命は解約予定
終身ではないが、既に同じような1回の入院で20万円が支払われる保険を第一生命で入っており、こちらは時期は決めていないが、そのうち解約予定だ。
というのも、第一生命は10年更新なので、10年後からは保険料が上がってしまう。
今時点の保険料は安くおさえられているが、これから保険料が上がっていくことを考えると、メットライフ終身保険の方がトータルで保険料が安くなる可能性が高いので、いつかは解約することになる。
第一生命の保険に加入した理由
ではなぜ、第一生命の入院保険に入ろうと思ったかというと、入った時期がコロナが始まって間もない頃で、当時はコロナにかかれば入院していなくても、みなし入院で保険金が支払われたのだ。
保険料は月1,700円くらいで、保険金は20万円。
10年間に1回入院すればプラマイゼロくらい、2回以上入院すれば得することになる。
10年に1回くらいは普通に入院するだろうから、あとはコロナに1回罹れば得することができるだろうという目論見だった。
しかし、私がコロナに罹った2023年7月には、無事みなし入院ではなくなっており、私の10ヵ年計画のほとんど破綻してしまった。
民間保険の考え方
世の中には色々な保険商品があるが、私は1日型の入院保険で十分と思っている。
医療サービスを受けて多額の費用が発生するのは、だいたい入院する場合だろう。
ただし、病院側は入院を長引かせない方針のため、入院日数は減り続けており、30日型や60日型のような入院日数に応じて保険金が支払われる保険では、想定される保険金が支払われない可能性がある。
また、入院が長引いたとしても、高額医療費制度を使えば、所得によるが月の負担条件は8万円くらいになる。
今後、社会保険制度は見直しを迫られるだろうから、高額医療費制度がどこまで維持されるかは不透明だが、少なくとも今のところは、この負担上限に合わせて1日型の入院保険で十分ではないだろうか。
もし将来、医療負担が大きくなれば、民間の保険商品に人気が出てくるような可能性もあるかもしれない。