三井住友カード(NL)を作った②
三井住友カード(NL)について、前の記事の続きとして、ゴールドカードとの比較について書くことにする。
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード(NL)のゴールドカード版が三井住友カード ゴールド(NL)になる。
通常カードと異なる主な点は、
①年会費5,500円
②基本還元率1%
③年間100万利用で年会費永年無料かつ1万ポイント還元
④SBI証券へのクレカ積立還元率1%
になる。
ゴールドカードの特徴①:年会費5,500円は年間100万利用で永年無料に
三井住友カードゴールド(NL)はゴールドカードらしく、年間5,500円の年会費がかかる。
後述するように、ゴールドカードは還元率がアップするメリットがあるのだが、年会費を考えるとそこまでお得にはならない。むしろマイナスになる可能性もある。
しかし、このゴールドカードは年間100万円以上利用すると、翌年以降の年会費が永年無料になる。
初年度は年会費無料なので、作って1年以内に100万円使えば、年会費がかかることはない。
なので、このカードを作る人は基本的に初年度に100万円以上使って、年会費無料を狙うことになるのではないだろうか。
ちなみに、SBI証券への積み立て分は100万円に計上されないので、注意が必要だ。
ゴールドカードの特徴②:基本還元率1%
通常カードでは0.5%であった基本還元率が、ゴールドカードでは1%にアップする。
とはいえ、年会費の5,500円の元を取った上で、0.5%還元と同様のポイントを得ようとすると、年間110万円使う必要がある。そこまで使うと先述の通り、年会費が永年無料になってしまう。
やはりこのカードは初年度に100万円以上使い、年会費を無料にすることを前提に作るべきだろう。
ゴールドカードの特徴③:年間100万円利用で1万ポイント還元
年間100万円以上使うと、以降の年会費が無料になる他、1万ポイントが還元されるという特徴がある。
100万円の1%が還元されることになり、100万円ちょうどを使った場合のトータル還元率は2%になる。
年会費無料で2%近い還元率は魅力的なので、やはりこのカードを作る以上は100万円以上使うべきだろう。
ゴールドカードの特徴④:SBI証券での積み立て還元率1%
基本還元率と同様に通常カードでは0.5%であったSBI証券への積み立て還元率が、ゴールドカードでは1%になる。
ゴールドカードにしてようやくクレカ積立が楽天カードやマネックスカードと同様の還元率になる。
積み立てNISAで年間40万円積み立てている場合は、年間4,000円が還元される。
クレカ積立の上限である月5万円=年60万円を積み立てたとしても、ノーマルカードの差が3,000円しかなく、これだけでは年会費の元を取れない。
そのため、年会費が無料になるように、積み立て以外で100万円以上使うべきだろう。
総評
何度も書いた通り、年間100万円使わないとあまりメリットが無いカードと言える。
特に初年度に100万円使って年会費を永年無料にしておくのはマストと言える。
私の場合は年間100万円使う自信が無く、クレカ積立も他のカードで足りるので、通常カードにした。
年に100万円以上使える人にはおすすめのカードだ。