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小説ドラゴンクエストV #おすすめ小説プレゼン
※これは2022年5月27日に配信されるVtuber読谷山文乃さんの企画向け記事になります。
とはいえ単純におすすめの小説を紹介している記事でもありますので気になった方は是非読み進めていただければ幸いです。
27日(金)22時半~ #おすすめ小説プレゼン 企画配信開催!
— 読谷山文乃📚🎓切り抜き投稿&企画参加募集中 (@HuminoYomiyama) May 22, 2022
上のタグをつけて皆さんの本棚(紙、電子問わず)にある一押しの「小説」を教えてください
タイトル、作者、あらすじやおすすめポイントを画像または文章にまとめてね!(画像は例)
※ネタバレなしで感じたことを書いてもらえると助かる pic.twitter.com/9mSwU4Cxqi
小説ドラゴンクエストV(全3巻)
著者:久美沙織
イラスト:いのまたむつみ
ご存知超有名RPGドラクエシリーズのノベライズ。
著者の空気感の表現や人物描写、情景描写が巧みで、各シーンが容易に映像として浮かび上がってくる。さらに久美沙織独自のオリジナル設定が各所に盛り込まれており物語により深みが生まれている傑作だ。
しかし元々原作であるドラクエVには重めのファンタジー要素が多い為、その表現力により、一層陰惨かつ衝撃的に描かれる場面もあり、その部分はやや大人向けかつ人を選ぶ内容になっている(かもしれない)。
※ややネタバレ
物語中盤に自分が果てしなく好きなシーンがある。
主人公が花嫁や仲間と共に生まれ故郷にたどり着き、故郷の人々に祝福され、王に即位したり双子が生まれたりと幸せの絶頂期を迎えたかに思われたその晩。城に数多のモンスターが襲いかかり花嫁を攫われ、奪還に向かうも道中で仲間は犠牲になり、挙げ句主人公と花嫁は揃って石化させられてしまい火事場泥棒によって石像として売り払われてしまう…というとんでもなくシリアスなもの。
この一連のシーンが自分の幼少期にある種のトラウマとそれなりに歪んだ趣味嗜好を植え付けてくれたのは想像に難くない。ありがとう久美沙織先生。
ちなみに物心ついて一番初めに読んだ小説がこれだと自分の中では記憶しているのだが、微に入り細を穿つ表現も、重すぎるほどのシリアスなストーリーも素晴らしく、十数年経った今でもつい読み返してしまうほどに大好きな作品だ。ゲーム本編の既プレイ未プレイを問わず楽しめる名作なので気になった方には是非読んでみてもらいたい。
あ、余談だけど5/27ってドラクエの日らしいです
36周年おめでとうございますですね
では👋