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EVの付加価値とは?という話 BEV旅file12

皆さんこんにちは。EVオーナー2か月達成した者です。今回は電気自動車のこの部分が足りてないという点と逆にこの部分はもう十分なんじゃないかという点をまとめてみたいと思います。

文句ばかりのEVの欠点

まず足りていないと思う点です。1つは先進性です。自動車のエンジンをモーターとバッテリーに変えれば電気自動車になると思っていたのですが、実際それだけでは全然足りないことが分かりました。
例えば家に近づいても玄関の鍵も開けられないしエアコンもつけてくれません。洗濯機の洗剤が減っていてもスーパーに着いた時に教えてくれません。ついでに車内に冷蔵庫でもあれば生酒を持って帰ることができるのになあと思うこともあります。後は車の中でカラオケできればいいなと思います。今後の電気自動車を作る際には、スマート家電との連携も考えていただきたいと思います。

また充電の速度も足りていないと思います。バッテリーの容量自体は全く問題ないと思うのですが、充電速度が全く足りていないと考えます。というのも現行の日本における充電器の最大出力は一部の数十点しかない充電器を除くと150kwしかありません。この速度では10分充電しても最大で25kwh、距離にすると概ね150キロほどしか走ることができません。10分というのは高速道路においてトイレに行って帰って来るまでの時間に概ね等しいので1回の休憩で1時間ちょっとしか走れないことが分かります。

当然エネマネをすることで、そもそも充電が切れるような事態にならないような状況にするのが賢い使い方ですが、ガソリン車からの乗り換えと考えると1つの障壁になるとは考えられます。

中国で発売されてるような400kw以上の充電であれば日本の3倍の速度で充電することができますのでトイレに行ってる間に約300から400km近く走行できることになります。このくらいの充電器が少なくともサービスエリアに設置されれば、大変便利に電気自動車を利用できると考えております。おそらく無理だと思いますが…

EVさん、もうええですわという点もありまして…

逆に十分ではないかと考える点は上にもある通りバッテリーの容量です。こちらについては現行の自動車では最大でも600kmちょっとしか走ることができないと書いてありますが、止まっている間に充電ができるのでむしろ過剰と言っても過言ではないのでしょうか。当然住んでいるところによっては周りに充電器がないなど、非常に困る地域はあると思いますが、少なくとも関東に住んでいる人は充電器に困ることはないと思います。

もう1点十分と感じることはパワートレインの性能と思います。基本的にそれなりの電気自動車は0-100が6秒以下です。4輪駆動のモーターを2つつんでいるモデルでは4秒以下のモデルもザラにあります。個人的な感想ではこれ以上早くなる必要ないのではないでしょうか。

こんな車に進化してくれたらいいなという妄想まとめ

とここまでで足りていない点ともう十分な点を2つずつ上げてまいりました。どちらも共通して言えることは、すでに十分と思える領域は従来の車としての性能を表す点であり、足りていないと思う点はそうではないという点だと思います。つまり電気自動車の付加価値というのが自動車から離れており、家電的な目線であったり充電器という車の外側の世界であるということです。今後家電と同じように中国のメーカーにの圧勝されないように電気自動車ならではの付加価値を考えていただければ助かります。
ではまた


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