想像していた電気自動車のメリットの答え合わせに関する話 BEV旅File7
皆さんこんにちは。EVオーナーになって1月ほど経過したものです。以前ガソリン車を乗っていたときに考えていたメリットが実際どうだったかまとめてみたいと思います。
理由①:車両としての静粛性が高い
こちらにつきましては想像通りとなっております。単純にエンジンがついていない分、静かになったと考えています。車全体の騒音、例えばロードノイズに関しては、車の価格が全く異なる車両ですので単純に比較はできないのですが個人的にはあまり変わってない気がします。
もしかすると静かになっているのかもしれないのですが、今まであったエンジンのノイズがなくなってトータルとして音圧が下がっているので逆に他のノイズが目立っている印象があります。
一方でガソリン車で特にエンジン音が大きくなる領域、例えば高速の走行や登板においては、ノイズの大部分を占める音がなくなるため大変静かで大満足です。山岳部、高速走行が多い方にとってはかなりのメリットになると考えております。
理由②:加速がよい
こちらにつきましては想像以上と言ってもいいと思います。試乗ではアクセル全開にすることはできなかったのですが、高速での合流などでアクセルを全開にした際の加速は個人的には必要以上だと考えております。
一般的に電気自動車が、加速を売りにする傾向がありますので仕方がないかもしれないのですが、もう少しモーターの出力を落としてもいいのではないかと考えております。実際通常230kwの最大出力を持つモーターを積んでいる車を買ったのですが、普段はエコモードで140kwに制限して走行しております。これでも全く問題気にならないですね。
理由③:航続距離が伸びてきた
これは△ですかねぇ… 今回購入した車両ですがWLTCモードで640kmと説明されていますが、実際真夏の晴れた日エアコンをつけながら昼間走行すると、満充電から66%まで大体150kmほどです。完全に電池切れになるまで走行すれば450kmほど走ると考えています。この距離につきまして自動車を多く使う方もしくは高速道路を走行するような方ですと、あっという間になくなってしまいます。私の使い方では問題がなかったのですが、人によってはかなり物足りないと考えております。要するに万人受けはしないと考えた方がいいと思います。
理由④:内外装が個人的に好み
まあこちらにつきましては購入する前に実車で確認しましたので特に印象の変化はございません。
実際エアコンなどタッチパネル操作が多い車両にはなっているのですが基本的にエアコンは車両に乗る前につけておく、温度の調整は音声コマンドを利用しますので特に走行中でも気になることはありませんでした。
ただしタッチパネルを利用して色々と調整しようとするとかなり面倒、というかよりもかなり危険だと思いますので使い方は車に合わせましょう。
理由⑤:車中泊がしたい
こちら予想通りエアコンつけたまま真夏でも車の中で快適に寝ることができます。最も心配だったものが一晩で何パーセント電気を使ってしまうかというところなのです。今回ひと月で6回ほど車中泊したのですがだいたい5%ほど一晩で電気を消費します。全体のバッテリーの容量からすると1/20距離に換算すると満タンで450km程度ですので30kmいかない程度のバッテリー消費となります。
電気自動車にとって一番問題なのは冬の電費だと思いますので今後また冬になった際に挑戦してみてどの程度バッテリー減るか確認したいと考えております。
まとめ
今のところ電気自動車に乗り換えて特別不便に感じている点はございません。ですがそもそも車中泊をしない、見た目が好みでない、航続距離も伸びたとはいえ軽自動車並みしか走ることができない、などなど人によっては不便である点がまだまだ残っております。
今後の電気自動車と充電技術の発展に期待しております。
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