猫マタ折り返し日記47 タンデムで淡路島へ
ども。猫マタこと猫にマタタビです。
このnoteでは、Twitter婚をした私達夫婦の日常や、私の病気のことを記録しているものです。
今回は淡路島へバイクで行った時のお話です。
四国に嫁いでまだ数ヶ月。
土地の言い伝えや風習はわからないことだらけです。
夫は県は違いますが、四国生まれ四国育ちですので風習や方言を時々教えてくれます。
この淡路島へ行く前にも【国生み神話】を教えてくれました。
淡路島は、神様が最初に誕生した島とされています。
日本に現存する最古の書物となる「古事記」と「日本書紀」では「国生み神話」について記述されているようです。
「………伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)は日本で一番古い神社なんだよ。」
今回は、新しいバイク(折り返し日記42に投稿しました)に乗って、タンデムで淡路島に行く計画です。
計画ですと言っても、夫の言うがまま、只々後ろに捕まって乗っかっているだけの私です(笑)
真夏のツーリングということで、今回はAmazonから「冷却ベスト」という便利グッズを購入して準備万端です。
こちらのベストですが、水で濡らした状態で風をきると素晴らしく涼しいです。
ただ、残念ながらお洒落感はゼロ点。
家族、夫婦である私達はお洒落を諦めて機能性で納得して着用できますが、お付き合いしている彼氏・彼女の関係ですと…ちょっと戸惑うくらいのカッコ悪さです(泣)
このベスト、今回の淡路島ツーリングには大活躍してくれました。
淡路島へは高速道路を使って、片道1時間強くらいで行けます。
私達はタンデムする時も2台でツーリングする時も、ヘルメットにインカムを付けて、お互いに話ができるようにしています。
とはいえ、若い頃のようにベラベラ話す事があるわけではなく、お互いに体調確認のために時々「だいじょうぶ?」とか「ちゃんと捕まってて!」とか声を掛ける感じです。
車とは違い直接風を切るので、体力がグングン奪われていきます。ただ乗っているだけの私ですが、知らず知らずのうちに意識が遠のいていきます。
そのため、時々声を掛け合うのは大事です。
伊弉諾(イザナギ)神宮の入り口までは、シャッターの閉まった店舗があったり古い商店があったりして、何処の町にも見られる商店街の通りのようです。
ですが、バイクを降りて鳥居の前に立つと全く空気が違います。
うまく説明できないのですが、気温は真夏の36度なのに、涼しいとは違う…クールな結晶化した感じがするのです。
私は神様や仏様の信仰は特にありません。
どちらかといえば、『困った時は生きてる人間だけが助けてくれる』と思っているリアリストでもあります。
ですが、こういったところに来る度に「空気が凛とするね」と言わずにいられません。
夫も同じく頷きます。
拝殿の右側に夫婦大楠(めおとのおおくす)は、樹齢900年を誇ります。根元の周囲は12.4メートル、高さ30メートル余りの大きな楠木。
高さ2メートルくらいから2つに枝分かれしています。元々は2株の「楠(くすのき)」が成長するに連れて合体して1株に成長したという奇妙な樹です。
夫婦大楠(めおとのおおくす) は、夫婦神の伊弉諾尊・伊弉冉尊の御神霊が宿るご神木です。
この御神木を見るだけでも、行った価値があるというものです。夫婦円満ですから。うふふ。
旅の醍醐味、美味しいものも堪能します。
フルーツ農園と淡路牛。
フルーツ農園では、今は葡萄の盛りのようです。
ですが、バイクですので、お土産は持てません。
お互いに好きなものを一品食べて水分補給させて頂きました。
ここでは、夫の食べたイチゴのかき氷にかかったジャムシロップが優勝です。
ちなみに、私達夫婦は何でもシェアして食べるので、一人より倍美味しいものを食べることができます(笑)
【淡路牛一頭焼肉の店】行ってみましたが、残念ながらお休みでした。
平日に動くことの多い私達は、時々この定休日にあたっちゃうんです。
淡路牛は諦めて、吉牛でささっと済ませることにします。
吉野家さんの良い所はバイカーが気を使わずに入れる所。
冷え冷えベストを着ていても、汗だくでベタベタなのは否めない(苦笑)
ヘルメット、上着、バックなど大荷物でも気を使わずに気取らずに済みますし。
タンデムでの長距離ツーリングは、真夏のバイクの疲労を感じる良い旅になりました。
何度もインカムから聞こえる「妻、だいじょうぶ?」という声で遠のきそうな意識が戻る(笑)
夫、ナイスタイミングです。
夫、とても親切です。
ですが、私の体力の無さが浮き彫りにもなりました。もっと底力をつけないと持ちませんね。
有酸素運動プラス5分決定 ٩( ᐛ )و
長々とお付き合い頂きありがとうございます。
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