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妊+(ninntasu)がオープンしました!

妊+とは?妊+(nintasu)は、 「不妊に悩むひと」と「強みや特徴を持った不妊専門カウンセラー」を つなぐマッチングサイトです。 https://nintasu.com/ ☝妊+(nintasu)ホームページです! 不妊で悩んでいるとき、第三者に助けを求められずに一人で抱え込んで メンタルを病んで欲しくない。 そんな思いから作られたサイトです。 私「えまま」は、こちらのサイトにカウンセラーとして登録しています。 モニター募集いたします!・カウンセリング45分程

    • #23 お盆は帰りたくない帰らない

      〇帰省すると必ず話題になること 不妊治療をしていると、やっぱり周りの言動に敏感になります。 たとえば、お盆に実家に帰省した時、 親戚などから「そろそろなんじゃないの(こども)?」 なんていう会話の流れになりそうになるだけでトイレに籠りました。 その感覚はいまでも背中を冷たくします。 そんなことが数年続き、 夏の帰省が気が重くなる行事になってしまっていました。 なので、あるとき、ふと「もう、夏は帰らない」と決めました。 「部活で忙しい」 「進路指導で忙しい」 「高三

      • #22 神社で子宝祈願

        不妊治療を始めてからはまった御朱印巡り  不妊治療は孤独との闘いでした。授かりたいのに授かれない、努力をしても報われないことの連続‥。  気が狂いそうになり、ある日夫に、神社に行きたい と申し出ました。  おそらく夫は、それまでにも気分がジェットコースターになっている私のご機嫌の取り方に手を焼いていたのでしょう‥それからというもの、夫は日帰りの時もあったり、泊りで遠出することもありましたが、気が塞ぎこみがちだった私をよく神社に連れて行ってくれました。 たくさん神社にお参

        • #21 妊活だけではなかった10年

           私(私たち)は、子どもが欲しくて結婚しました。  すぐに妊娠したくて、まずは漢方薬局に行き、そこから婦人科系クリニックで夫の精子が元気がないことがわかりました。          そこから不妊治療10年。 でも、その10年って、治療だけでなく、当然仕事もしていました。 そしてその間、仕事に対する自分の姿勢、つまり自分を犠牲にしがちなことに気が付いて、「もっと自分のことを大切に思っていいんだ」と気づいた道のりでもありました。 また、母親との関係性や、夫の借金などが明らかにな

          #20 授かるのか授からないのか未来がみえたらいいのに…(不妊治療中40代)

           いまでこそ、仕事(非常勤講師)と育児でバタバタな私ですが、治療中は仕事(専任)と治療の両立に苦労し、先の見えない治療に絶望すら感じていました。  このまま不妊治療を続ければ妊娠できるのか…  いくら頑張っても続けても妊娠できないのか…、 誰か教えてほしいよ…今知りたい!って心の底から思っていました。 だから、占い師さんのところにも行った(笑)。 友人から紹介してもらった占い師さんは、占いというよりカウンセリングの技術に長けていて、カウンセリングを受けたといった方が正し

          #20 授かるのか授からないのか未来がみえたらいいのに…(不妊治療中40代)

          #19 妊娠したらゴール!ではなかった

           治療が長かったためか、妊娠がわかった時、宝くじにでもあたったかのような喜びと恍惚‥というか?ホリプロスカウトキャラバンに何万人から選ばれました!的なうまく言えませんが、スポットライトが当たったかのような感覚にはなりました。 ところが、通院の帰り、喜び勇んで(念願の)本屋でたまごクラブを買い、現実を知ります。 「おめでとう!」以上に紙面を占めていた内容は「流産の可能性」について。 そうでした、妊娠したから無事生まれてくるかというと、とんでもない。 特に私のような高齢出産にな

          #19 妊娠したらゴール!ではなかった

          #18 芸能人と不妊治療

          治療中に見かけた芸能人(有名人) 長いこと治療を続け、計4回(細かなこと含めると5.6回)転院した私は、 待合室で芸能人に図らずも遭遇してしまうこともあった。 最初のクリニックでは、20年以上前にとても人気のあった二人組の歌手(のひとり)と遭遇したし、次のクリニックでは、今は教鞭も取られていて、私も好きだったアナウンサー、3軒目では診察室の見えるところに男性ロックグループのボーカルだった方のサインが飾ってあった(ありがとう!の文字付)。ただ、私はほとんど周りをみずに読書を

          #18 芸能人と不妊治療

          #17 現状(現実)を直視できなかった。

          先が見えないのは、やはり、つらい(つらかった)💦  noteで自分の気持ちをポツリポツリと吐き出すと同時に、不妊治療当時の私と同じ気持ち(あるいは似たような気持ち)で不妊治療に頑張って取り組んでいる方々の投稿を拝読することが多くなりました。読むたびに状況の違いはあれど‥胸が熱くなります。 私が不妊治療していた当時と現在の状況を知りたい  とはいえ、私が治療していたのは保険適用までの2018年までで、それから6年ほどの歳月がたちます(長いようなあっという間だったような)。

          #17 現状(現実)を直視できなかった。

          #16 親の思いは時として‥

          3月、成績処理が終わって 3月は学年末テストが出てきて採点・返却・成績・観点別等など‥夜遅くまで作業をしますが、ようやく成績処理が終わり(やった!)先日英語科の非常勤の先生(A先生)とランチをしました。A先生はとても優秀で、幼い時に海外経験もあり(!)、私が学生時代にあこがれた成育歴そのままの方(笑)。いつも飄々としているし、話も面白いし、毎日忙しくも楽しそう♡と思っていました。 A先生が自分の娘に言われたこと  ただ最近、成人した娘さんに 「私は愛されて育てられなかっ

          #16 親の思いは時として‥

          #15 不妊治療から得られたものって、なんだろう?

           あらためて、noteで治療から出産までの経緯を書いているうちに、自分の気持ちが整理されつつあるので(このことは私にとっては大きい!)およそ10年という不妊治療から得られたものを考えてみた。 〇自分のご機嫌の取り方  治療中は毎日精神的にキツい…。 チョットした友人のひとことに傷ついたり、泣いたり…(まあ‥あくまでも私の気持ちのなかで色々あった)。 ジェットコースターのような自分の感情に向き合い続けたことで、 少しは自分のご機嫌の取り方を知ったように思う。 治療中は自分を

          #15 不妊治療から得られたものって、なんだろう?

          #12 不妊治療から気付いたこと

          結局、不妊治療に8年費やす  私の場合、不妊治療は途中お休みや漢方治療を含め丸8年ほど費やしました。今までの人生、受験でも仕事でも頑張ればなんとかなっていた私。ところが、治療は頑張っても頑張っても…頑張る方向や意識が違えば、全然成果は出ないし、そもそも頑張ったところで叶うとも限らない。        その治療に8年‥本当にへとへとでした。  私は(精神的なものが原因だったと思っているので)仕事を辞めてよかったと思いますが、その考えは私の主観的なもので、本当にそうなのかわから

          #12 不妊治療から気付いたこと

          #11 退職した。後悔するかと思ったけれど…。

          退職と移殖  3月末に退職をして、4月に移植した(退職を決めた秋ごろに採卵していて、その際の卵の質が今まで史上最高のものでした)。卵の状態もいいし、私の体の状態も、ものすごくいいと言われました。(とにかく口の悪いおじさん先生から)そんなこと言われたの初めてでした。淡い期待を抱きながらも移殖をしたら、それがなんと着床し、私の子宮にしがみついてくれたのです!       主人は安定期になるまで毎日出勤途中に神社にお参りをし、私も安静に心豊かに過ごすようにしました。  もう、

          #11 退職した。後悔するかと思ったけれど…。

          #10 2年待ったらなぜか出世?

          2年待ったら治療に専念できると思っていた…。    以前、治療をしたいので少しの期間担任を外してほしいとお願いしたことがあった。その時の校長に「人が回らないから2年待ってほしい」と(私にとっては)衝撃的な一言があった時から、なんだかんだで2年近くたっていた。そのころにはその校長から交替していて、その方は話を聞いてくれる校長だったが、2年経っても業務量を減らしてくれることはなかった。それどころか、3月の内示で来年度からは、学年主任になることになってしまった。そもそも数年前から

          #10 2年待ったらなぜか出世?

          #9 教員の業務量は不公平

          組織の改善は待てない。 本当(理想)は、周りの人たちに 「不妊治療、がんばって!自分のことだけ考えて、何も心配いらない!」 って言ってもらえたら、どんなに気持ちが楽になるだろう。 でも、逆の立場になったら…この業務量の多さ。 とてもそんなこと言えない。 その組織の改善を待っていたら、今生は終わってしまう(笑)。 教員の業務量は不公平  教員の業務量って不公平だと思うことが多々ありました。他の業種もそうかもしれませんが、仕事を問題なく進められる教員のところに仕事が集中し、

          #9 教員の業務量は不公平

          #8「仕事と治療」の両立の限界…(高校教諭40代)

          仕事と治療の両立を模索 どっちが大事と言われたら、そりゃあ子どもが欲しいに決まっている! ただ、その後も仕事との両立を模索しました。 休職制度はあるのか、非常勤への身分変更は可能か、でも、私が勤めていた学校では休職=うつ病などの精神的な病を前提とするので、休職するなら退職が前提だと言われました。             ということは… 事実上今の働き方では不妊治療との両立は無理だということが、模索すればするほど明白になってくるわけです…。             にもかかわ

          #8「仕事と治療」の両立の限界…(高校教諭40代)

          #7 不妊治療4件目で意識の変化(高校教諭40代)

          不機嫌そうな先生💦  その先生は、いつも不機嫌そうで物事をはっきりという、どちらかというとこちらの気持ちに寄り添ってくださりそうにない先生でした。  でも、夫は「この先生は信頼できる」と四件目で初めて言いました。 (最初の検査で男性不妊が原因だと見抜き、私の通院よりも夫が通院したのです。)  確かに、採卵もベストのタイミングのために全力を尽くしている感じはしました。例えば明日通院予定はなくとも、排卵早いからこれは明後日ごろと考えていたけれど明日来てくれる? など、、きち

          #7 不妊治療4件目で意識の変化(高校教諭40代)