
【midjourney】style reference無しでAI顔を防ぐ!プロンプト作成からパーソナライゼーションまでのメイキング
はじめに
みなさん、こんにちは🌻
この記事では、midjourneyとClaudを使用してリアルな女の子の画像を作成するメイキングを紹介します
基本的な作成方法を自身のおさらいも兼ねてまとめましたので、これから作ってみたい!という方や、作成のコツを知りたい方などに参考にしてもらえれば嬉しいです🌻
今回、パーソナライゼーションで自分の好みのイメージを学習させるところまで載せていますが、--pを使用しないよ!という方はSTEP2までの内容をご覧ください。
また、midjourneyのWeb版での解説となります。ご了承くださいませ。
STEP1
テーマ作成
まず、プロンプト作成する前にテーマをざっくりと決めていきます。
作成するテーマは、「35mmレンズ」「盆栽と墨」「コントラスト強め」「煙と火花」「若い女の子」「二重露光」 にしました。
参考にさせていただいたnote
作成するにあたって、以下の素敵なnoteからインスピレーションをもらいました🌻
yutamitani さま
暗い中に光る火花や煙のコントラストがとっても綺麗で素晴らしいお写真です!これはAIでは表現できない・・・
さきすた さま
いろいろな写真技法があることを、初めて知りました😲
どの表現技法も素晴らしいですし、何より作品自体が素敵です!
糸巻れん@AIクリエイター さま
style rawの基礎を学ばせていただきました。顔のAI化をどうしようか悩んでいる時に救いの手を差し伸べてくれました!どのイラストも素敵なので是非ご覧ください!
プロンプト作成

Claude3.5sonnetに上記のように、質問します。
他のチャット型AIでも作成できますが、Claudeだとプロンプトだけ分けて作成してくれたり、プロンプトの修正も自分の好みの感じで返答してくれるので、Claudeを使用しています。

STEP2
スタイル作成
プロンプトが作成できたら、ついに画像生成です!
作成の流れとしては以下の感じになります
好みの画像が出るまで、何回か生成
好みの画像のスタイルを維持したまま、--pで自分の好みの雰囲気を学習させる
まずは、好みの画像を生成していきます
好みの画像が出るまで、何回か生成

--style raw --stylize 1000 --v 6.1で生成していきます
「--style raw」「--stylize」の使用感については、「STEP1」で紹介した「糸巻れん@AIクリエイター」さまの記事を参考にしてみてください!
【quality】 --q .5と--q 2
クオリティを使用してみるのも綺麗な画像を仕上げるのに効果的です。
0.5と2で比較をしてみましたので、参考にしてみてください。
2はv6.1のみの機能になっています。
また、GPU timeの消費量が大きくなります。ご注意ください。

STEP3
パーソナライゼーションで仕上げ
好みの画像が作成できたら、つぎはパーソナライゼーションで仕上げていきます。
参考にするのは、こちらの画像です

好みの画像のスタイルを維持し、パーソナライゼーションします。
ここから作成の流れを載せていきます。

--ar 8:5 --style raw --v 6.1 --quality 2 --stylize 1000 --p
で生成します。比率(--ar)は好みで変えてみてください。
style referenceを使用しない
ここでのポイントはstyle referenceを使用しないことです。
私だけの現象なのかもしれませんが、人物を生成する際style referenceを使用すると「AI顔」になるからです。


これはこれで可愛らしいのですが、--pを使用することを考えると、さらにAIっぽくなってしまうことが気になったので、今回は使用しない方向になりました。
そこでどうやってスタイルを反映させるかというと、describeという機能を使用していきます。
ディスコード版では、プロンプトの入力箇所に/describeと入力し画像を指定すると、使用できます。
この機能は、指定した画像を「どんなプロンプト」で作成することが出来るのか知ることが出来るという機能です。
以下は、Web版の使用方法です。

プロンプト入力箇所の横にある画像アップロードボタンを押します
参考にしたい画像を左側のドロップボタンからアップロード
参考にしたい画像にマウスのカーソルを合わせると、2つボタンが出てくるので、左のボタンを押します

subject(主題)とdescription(説明)というのが出てきます。
それぞれのプロンプトで生成してみたので、比較してみます。
subject(主題)

description(説明)

subject(主題)のほうを使用していけば、スタイルの維持が出来そうなので、こちらのプロンプトをします。
つぎに、不要な要素を抜き出したプロンプトを作成します。


修正したプロンプトで生成した画像がこちらになります。

元々のプロンプト+修正したsubject(主題)のプロンプトを入力し、先に載せたパラメータを追加します。

元々のプロンプト+subject(主題)のプロンプト
--ar 8:5 --style raw --v 6.1 --quality 2 --stylize 1000 --p
すると、こんな感じで1回の生成で良い感じの画像を作成することが出来ます!

これで、基本的な画像生成の流れは以上になります。
ここまでの作成、おつかれさまでした!
おわりに
基本的な作成の流れをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
今回記事を書いていて、自分自身も何度も記入の順番などを修正しながら書いたので、とても勉強になりました。
女の子の特徴を好みの女の子に変えても良いですし、パーソナライゼーションで自分の雰囲気を反映させるのも素敵だと思います。
さまざまな素敵な記事に出会えたことで、ここまで作成できるようになりました。ありがとうございました。
それでは、今回はこのあたりで終わりにしようと思います
皆さんが、楽しく画像生成できますように!
またお会いしましょう!