ワンピース 空白の100年 考察
明確な根拠はないほとんど妄想の考察です。
900年前、突然月から敵(以下、月軍)が侵攻してきた。月軍はまず、レッドラインに降り立ち、バッカニア族と戦った。ルナーリア族は応戦するも敗北し、一部は空島へ逃げるも、ほとんど絶滅してしまった。
バッカニア族を倒し、レッドラインを我が物とした月軍は地上への侵略を開始した。バッカニア族を倒す力をもつ月軍と戦える力を持つ国は少なく、19の国が降伏し月軍についた。しかし、ジョイボーイ率いる科学の島ラフテルは強大な科学力で応戦した。悪魔の実や古代兵器をつくり侵略を食い止めようとした。けれども、ラフテル軍を裏切り、悪魔の実と古代兵器を盗んだ人物が現れ、ラフテル軍は敗北した。その裏切り者がイムだった。
その後、月軍とイムは古代兵器を使い、ラフテル軍をはじめ、ほとんど全ての人類を滅ぼすことにする。月軍は19の国の王族をレッドラインに避難させ、古代兵器を使った。
一方、ラフテル軍は古代兵器の脅威から何とか逃れようと、ラフテルの島の人々に加えて、ラフテル軍と月軍のどちら側にもついていなかった国々の人々もノアに乗せ、当時はまだ地上にあった魚人島へ避難した。魚人島はレッドラインの下にあり、古代兵器の攻撃が来る可能性が低いためである。
けれども、想像以上の威力の攻撃による海面上昇により、魚人島は海に沈んでしまった。バブルで守ったため、滅びることはなかったが、大量の人々が魚人島に閉じ込められてしまった。食料や住む場所は限られ、困った人々は人間でない魚人を殺して人数を減らそうと考えた。魚人たちへの攻撃は日に日に増し、耐えられなくなった魚人たちは、より深い海へと潜ることにした。
それでも、魚人島に閉じ込められていることには変わりはない。いつかは限界がくるため、人々は月軍に降伏することを決めた。月軍は王族を人質としてレッドラインに住ませることを条件に降伏を受け入れた。そして人々は変わり果てた世界で、もともとの国の近くで住める場所を探し、暮らしはじめた。
ただこの時、完全に月軍への反逆の炎は消えていなかった。一部の国は地上に戻る時に、空白の100年について書かれたポーネグリフを持ち帰ったり、半(反)月のマークとしてDを名前に入れたラフテル軍の人々を船に乗せ、国へ帰った。それから800年間、ポーネグリフやDは月軍(世界政府)にバレ、消されたりしつつも、現在まで受け継がれている。