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弾丸タイ旅行 ~18時間の一人旅2~


Part1からの投稿がだいぶ時間が開きましたが、一旦ここまでの旅程です。
5/3(木)
16時 タイに行くことを決める
21時 羽田空港着
24時 羽田出発
5/4 (金)
6時 タイ着
7時半 ワットポー周辺で朝ごはん
8時 ワットポーでタイマッサージ
9時半 マッサージスクールでおしゃべり
10時 薬局でおしゃべり

薬局でタイ医学について聞いていたら11時になってしまいました。
タイ医学のことを聞くならということでチュラロンコン大学に向かいます。

11時30分 サームヤーン駅 着
これはバンコクの中でも結構中心街で、高い建物や高速道路っぽいものも通ってたりします。でも駅の出口を出てすぐにお寺があるんです。
さすがに入らないわけにはいきませんでした。近代的な建物と煌びやかなお寺が共存しているのは不思議な感じがしましたが、同じ区画に普通に食べものや花が売っており、現地の人もたくさんいて、日常に溶け込んでいる様子がよく伺えました。
その時間はおそらくお葬式かなにかしらの先祖へのまつりごとをしているようで、花やお線香を置いて行っていました。なのであまり中には入れず。
通りに戻ってくると、屋台(ほんとに車輪一つの小さなもの)がいくつか出ていました。このエリアに来てから気づきましたが、「人がいれば屋台がある」くらい至る所に屋台があります。焼き鳥みたいなのが売っており、お値段10バーツ。ビニル袋に入れてくれました。正直衛生環境はやばそうですが、一人旅のモットーとして美味しい安全なものよりも、ローカルなものを食べたかったので、チャレンジです。
味は普通に硬めの鶏肉で悪くなかったです。どうやって利益だしてるのか全然想像つかないですが。何はともあれゲテモノじゃなくてよかったです。

11時45分 初トゥクトゥク
タイといえばトゥクトゥク。やはり一回は乗ってみたい。
ちなみにトゥクトゥクハックですが、
・めちゃ楽しい
・一人で乗ると高い
・値切りすぎるとキレられる
・とはいえかなり強気に

その辺にたくさんいるのでおっちゃんを捕まえて値段交渉。
大体徒歩10分くらいで都心部だと50~70バーツくらいなのかな?
なんですが、最初250でふっかけられました。初めてだったのでちょっとビビってしまい、100で申し出てしまいました。ミス。
半分以下をいうのは日本人の感覚としてはなかなか気が引けますが、マジで10分の1くらいからスタートしたほうがいいです。
結局100で載せてくれたので、まんまとはめられましたね。まあこれも旅の一興。次からはもっと強気に出ます。
トゥクトゥクは窓がないので、めちゃくちゃ風を感じられます。気持ちいかといえばジメジメした排気ガスの匂いなのでなんともいえませんが、運転手のおじさんと言葉は通じないもののおしゃべりして楽しかったです。
あとチュラロンコン大学に行きたいって言ってるのにめちゃくちゃMBK(ショッピングモール)を勧められ、何度も違うと言ったのに結局MBKの前で止められました。プチハプですね。一人旅の楽しさの一つです。

12時 チュラロンコン大学着
土日とはいえ誰かしらいるだろ〜〜と思って行ったのですが、マジで全然やってなかったです。
わずかな学生と、警備員が少し。警備員に話かけたら建物の中に入れてくれなさそうなので学生に話しかけようと思ったのですがオンラインMTG中で話しかけられず。うろうろしていると掃除のおばちゃん的な人がラボに親切に連れて行ってくれることになりました。優しい!と思ったのも束の間、警備員のところに連れてかれました。結構焦りました。
結局、今日は開いてないから無理だよ〜という軽いノリで断られ、大学を後にします。ここでノーアポで大学の先生とかに会えてたらアツかったですが、そこまでうまく話はいきませんね。

12時半 MBKセンター
トゥクトゥクのおっちゃんにあれだけ勧められたし行ってみようということで入ってみました。
MBKセンターには、「パチモンの山」がありました。
ごりっごりにパチモンを勧められます。よくもあんな清々しい顔で「GUCCI ! LOREX! YSL! 」って言えるなって感じですが、エンタメとして面白かったです。
高級ブランド以外にもアディダスやナイキ、その他諸々の有名ブランドのパチモンがそこらじゅうで売られています。
(ちなみに僕は、ノーブランドの麻の短パンを400円くらいで買っていまだに愛用してます。)
ただ、ここで時間潰すのも勿体無いので、駅の方に歩いていると、チュラロンコン大学近くのフードコートみたいなところに当たったので入ってみました。
中では10歳くらいの子供が弾き語りをしており、なかなか不思議な光景でした。しかも声がちっちゃくて緊張してる感じがかわいかったです。
ここでガッツリ昼食を食べてしまうとローカル屋台を食べられなくなるので、タピオカだけ買うことにしました。
少しでもローカル感あるものにしようということでみたことのないもの(多分あんず)を注文してみましたが、全然口にあいませんでした。おそらく、梅ジュースとかが好きな人は好きだと思いますが、そうでない人は普通のを頼んだほうがいいと思います。

13時半クロントーイ近くのスラム街
今回の旅のゴールの一つである、スラム街の散策です。
正直ネットとかではお勧めされてませんが、個人的に激推しスポットです。めちゃくちゃタイです。
そこらじゅうに屋台が並び、そこらじゅうで生臭い匂いが漂い、そこらじゅうでサンダルの子供があそび、裏路地に入ればくらい薄暗い中で鳥が吊るされていたりよくわからないおもちゃが並んでいたりします。
流石にお腹が空きすぎていたので、ここで色々食べ歩きをしました。
味は、基本的に生臭い+酸っぱいです。おそらく、生臭さを酸っぱい調味料で誤魔化すという背景なのでしょう。大体どれも同じ味です。
海鮮焼きのようなものがあったので頼むと汗だくの人が体の汗を素手で払いながらその手で焼き具合のチェックをしてました。そもそも海鮮が入ってる袋も38度くらいの湿度マックスのところに放置されてるのでやばいです。
ただせっかくの異国の一人旅ですし、たとえお腹を壊したとしてもその時はすでに日本なので、何も恐れることはありません。ガツガツ食べれます。
せっかく一人で歩いているので、色々な人に話しかけてみました。
スラムの生の声です。
タイヨガとかマッサージとかはどのくらいのレベルまで浸透しているのかも知りたかったのでその辺の質問もしたのですが、スラムにいる人たちはほとんどやらないみたいです。ローカルな生活の人ほど馴染んでいるのかと思いましたが、お店に行くのは高すぎるし、自分たちでやろうと思うほど困ってないみたいです。そもそも健康意識みたいなものもあまり持っていなさそうな反応でした。それはそうか。日々の生活でぎりぎり、または十分に完結している人生を想定した際に、そう言った一種の医療行為はかなり余分なものなのかもしれないですな。
一方日々の楽しみは、ちょっと贅沢してご飯を食べに行くことや、売っている食べ物が全部売れた時、旅行に行くことだそうです。全部売れた時が嬉しいと教えてくれた人はすでに売っている果物ケースが空っぽになっており、指差して微笑んだら、嬉しそうに笑ってくれました。これはいい思い出です。
少し歩くと明らかにとたんだけで作られたような家に住んでいるのに、デカめの車が置かれているエリアがありました。しかもこれちゃんと新車で自分で買ったものらしいです。ここはおそらくお父さんが都心部に出掛けている間、屋台などをしていて、家にお金をかけていないものの金銭的に困窮はしていない、と言った生活をしている人たちなのかもしれません。
色々と興味深いものに触れ合うことができ、クロントーイからはずれたこの場所はすごくお勧めです。

15時半 水上マーケット(にいきたかった)
川をわたった先に水上の村があり、その先に水上マーケットがあります。これにいきたかったのですが、時間がなくいけませんでした。
ちなみにここに行くまでにトゥクトゥクに乗ろうと思ったのですが、値切り幅がデカすぎて3回くらいキレられました。通りにいたすべてのトゥクトゥクに断られかけた時、優しいお兄ちゃんが、「その値段でやってるのはバイクだけだよ」と押してくれ、初バイクチャレンジをしました。
バイクタクシーは安い上にアトラクション感があり、おすすめです。
特に一人旅の人は絶対こっちの方が安いし楽です。
バイクのお兄ちゃんに川岸までつれてきてもらい船で渡りました。が、おもったより時間がなくなって村を走り回って散策してました。
ただこのとき、外国人の青年が汗だくで走り回っているのを面白がった現地の人が声をかけてくれました。彼らはお昼ご飯を食べているところで、いろいろ話をしてくれました。そのうちの一人はイギリスで家具の販売をしていたらしくめちゃくちゃ英語が喋れる人で、インスタまで交換することに。彼は、母国タイに戻って、家のリノベーションなどを無償で行っているという聖人みたいな人で、実際最近立てた家を見せてくれましたのですが、普通にエアビに載せられそうなきれいな家で、めちゃくちゃ衝撃でした。
最後一緒に写真を撮ってお別れしたのですが、後日彼のインスタにあがっており、「日本から日帰りできたクレイジーな少年」って書かれてました笑
帰り道、流石に喉が渇きすぎて禁断のシェイクに手を出してしまいました。氷は水以上にお腹を壊すからやめておけと言われていたのですが、最高に美味しかったです。ただ、氷の入っている容器は黄色く濁っており、しっかりとお腹を壊しました。日本に帰ってから1週間。お腹は痛くないのに一生下痢が続きました。
マジで皆さん気をつけてください。

17時 ナイトマーケット
夜は線路の通るスラム街のローカル屋台を回ろうと思っていたのですが、さっき家具商人に場所を聞いたらめちゃくちゃ遠かったのと、朝のカオマンガイ以来美味しいものを食べれておらず、しかもずっと走り回っていたので体力も厳しかたので、観光スポットの一つである「ザワンラチャダー」で美味しいご飯を食べることにしました。
ここはインスタ映えするように設計されており、普通にお勧めです。
ここで辛くなさそうなシーフード盛り合わせを頼んだのですが、8歳くらいの子供ばバケツに入れて持ってきてくれました。注文したMサイズじゃなくてLサイズを。可愛すぎてその場でねぎった分をチップとしてあげました。
お皿とかではなく、テーブルに紙を敷いて食べるタイプでめちゃくちゃ楽しいです。多すぎて貝殻を外すのにめちゃくちゃ時間がかかりましたが、満足に食べることができました。

20時半 大人の街
タイに行った友達にお勧めされていたのがGoGoバーという大人のお店。バンコクの中心地にはこういうお店の立ち並ぶ通りがあり、観光客で賑わっています。
最後、空港に戻る前にやはり一度は見てみたいということで、滞在10分のタイムリミットで行くことにしました。
通り全体がピンクのライトで照らされており、あちこちで値段交渉が行われてます。自分も歩いていたら後ろから腕を掴まれ、お店に連れ込まれそうになりました。10分で帰らなきゃだから!っとつたえると、「10分でもいいよ!3000バーツ!!」とぐいぐいです。ここの人たちはちょっとだけ日本語が喋れるんですよね。にしても10分で1.5万円とはなかなかですね。
通りを出て駅に戻ると明らかにその通りで捕まえた女の子と腕を組んだ観光客が大量発生しています。

22時 空港着
やっと空港に到着です。24時くらいの便なので少し余裕を持って戻ってきました。何せこれを逃したら、あと3日間帰りの便がなく、研究室にも戻れなくなってしまうので。
ひさっしぶりに綺麗で涼しいところに入り一安心です。
トイレで汗を拭いていると、きていた黒い服がありえないくらい汗で白くなってました。バッグにも塩がついており、この日の頑張りを実感しました。
多分、15キロくらい走り回っていたと思います。
ちなみにこの度で一番美味しかったのは朝のカオマンガイです。
一人旅だからできたこと、弾丸だからできたことを存分に楽しんだ1日でした。
18時間の弾丸タイ旅行、最高です。


こんなダラダラとした日記のようなものを読んでくださった方ありがとうございます。あなたもぜひタイへ。




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