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ウィキッドを観劇

初めて劇団四季のウィキッドを観劇してきました!
ウィキッド、かのイディナ・メンゼルが主演していた名作です。

いや〜〜よかった!

 名曲「defying gravity」日本語名で「脅威に挑む」の曲が大好きでずーーーーーと生で見てみたい✨と思ってた矢先にウィキッドの公演が決定!!!!絶対行きたい!!!!そして激戦のチケット争奪戦!!
10公演以上申し込んで1公演チケットゲット!!しかも私の誕生日!!!!!

曲は大好きだけど話の内容はイマイチ覚えておらず結末を知らないまま挑みました。
そもそもオズの魔法使いも読んだの昔過ぎて……。



※以下ネタバレ含みます


エルファバがグリンダと打ち解けていき、段々周りが全て敵になるの苦しすぎて…

グリンダは思考回路が単純で難しいことや考えたくない事は思考放棄しちゃうから、エルファバを救うタイミングをことごとく逃がして最後には愛する人を全員失うエンドで「こいつがオズの当事者でホントに大丈夫か…?」と思わずにいられない。

でもそんな超超超超お花畑のグリンダだからエルファバとぶつかりあえた気もするし…
欲に忠実過ぎて嫌悪感も感じず、悪人にはなれない、ただ可愛いお飾りの子がエルファバを通して本当に大切なものを見つけるが、結局自分の地位を捨てられず最後に大切な人は結果的に全員失うエンドを迎える。
それでも最後には自分も本当のことを話そうとする決心をするところが自分の上辺の幸せとエルフィーを天秤にかけた結果なんだろうな…。
ずーとかわいくて本当に憎めなくて私はグリンダが大好きです。

エルファバに関してはあれだけの仕打ちをされて何故そんなに優しいのか。もうね、苦しいよ。
メッサがメンヘラでなければ…
ボックに見る目があれば…
グリンダがもう少し賢ければ…
そりゃ本人に恨まれてたって殺された妹の唯一の形見を知らん女児に履かれたらキレるよ。
劇中ずっとエルファバなんも悪いことしてない、してない…プルプルって感じだった。
もうエルファバに関しては辛くてなんも言えません。

フィエロがエルファバが花を付けてきたとき、そのまんまでいいのにって言ってたのが彼のエルファバの生き方に対する尊敬が垣間見えて好きでした。

途中ボックもライオンもオズも先生も多分エルファバの方が強いしみんな全員殺しちゃえよって本気で思ってた。


なんやかんやダラダラお気持ち表明したけど何とも言い難いエンドで考えられるお話だからこそ大人がみても面白く見応えがあり素晴らしい演目だと思いました。

また衣装もすげ〜〜〜〜綺麗で✨
先生のファッションがまさに強かで手段を選ばない感じがでてて出世するたび煌びやかにアップデートされてて人となりがわかるファッションで最高だった。

グリンダのちょーーーーー有名な水色の妖精ドレス🧚‍♀️🧚‍♀️💫✨🌟🌟🌟
生で見てれて感動した!!!もうすっごいキラキラでまさしく善い光の魔女!!(見せかけの)
グリンダの性格が良くも悪くも西洋における妖精のようであのドレスがピッタリとグリンダがどの立ち位置にいてどの役割を持つのがが衣装で表現されてて素晴らしい。

エルファバがウィキッドとしてのドレスが重そうで、今までの人生を濡れた布のように重そうに苦しそうに引きずってるのが印象的でした。でもどんな時でもグリンダから貰った帽子を手放さなかったのが彼女にとって恋敵だろうが敵になろうがグリンダから貰ったものは計り知れないほど大切なものだっんでしょうか。

新しい世界に出発するときエルファバがウィキッドのドレスを脱いで黒いシンプルなドレスになったとき鳥肌が立った。
彼女に重いドレスはもう必要ない。

最初の「死んだぞウィキッド」の意味はそのまま悪い魔女は倒された。
最後の「死んだぞウィキッド」はもう悪い魔女はいない。ただ1人緑の肌の女の子がいるだけ。
彼女は自分を誰も知らない新しい世界に愛する人と人知れず旅立つ。
見送り人はいなくとも、唯一の友との思い出を抱いて。


もちろん今日の1曲は「Defying gravity」
イディナ・メンゼル自分が演じた役名を忘れるなオールドディズニーを馬鹿にするな。



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