AIの作り方の復習 演習編1
これから私のAI学習の指導をしてください。 簡単なmnistなどの実装の練習をしながら、最終的にはTransformerやVIT、DETRなどを標準的な方法と、RAPIDSを使った方法で練習して身に着けていきます。 また、私はpythonの文法にも疎いので、多次元のテンソルの書き方や、pythonの独特の手法については、詳細に説明しながら教えてください。 課題を順番に難しくしていく感じで計画してください。
素晴らしい目標ですね!💪 それでは、AI学習を基礎から応用まで段階的に進められるように、以下のようなカリキュラムを組みます。Pythonの基礎からスタートし、RAPIDSを活用した高度な実装へ進む流れで計画しました。各ステップで課題を解いて学習を深めましょう!
カリキュラム概要
1️⃣ Python基礎とNumpy、Pandas、CuPyの理解
Pythonの基本構文と多次元配列操作の練習。
NumpyやCuPyを使ったテンソル操作に慣れる。
CuDFでPandasとの違いを学ぶ。
2️⃣ 機械学習基礎(Scikit-learnとCuML)
線形回帰、ロジスティック回帰、SVMなどのアルゴリズムを学ぶ。
RAPIDSを使った加速版と比較し、速度の違いを体感。
3️⃣ ディープラーニング基礎(MNISTからスタート)
PyTorchやTensorFlowを使って手書き文字認識(MNIST)を実装。
NumpyやCuPyでの低レベルのニューラルネットワーク構築を学ぶ。
4️⃣ ディープラーニング応用(CNN、RNN、Transformerの構築)
畳み込みニューラルネットワーク(CNN)で画像認識タスク。
自然言語処理タスク用にRecurrent Neural Networks(RNN)。
TransformerやVision Transformer(ViT)の理解と実装。
5️⃣ RAPIDSを活用した大規模データの効率的処理
RAPIDSでの高速処理を活用してディープラーニングタスクを最適化。
ViTやDETRの実装と性能比較。
ステップ1: Python基礎とテンソル操作
目標
Pythonの基本文法を理解。
NumpyやCuPyで多次元配列(テンソル)の操作に慣れる。
データフレーム(PandasとCuDF)の操作をマスター。
課題1: Numpyでのテンソル操作
コード例: 多次元配列の基本操作
以下のコードを実行して、多次元テンソルの操作を学びましょう。
import numpy as np
# 2次元配列(行列)の作成
matrix = np.array([[1, 2, 3], [4, 5, 6]])
print("Original Matrix:\n", matrix)
# 転置
transposed = matrix.T
print("Transposed Matrix:\n", transposed)
# 要素ごとの演算
doubled = matrix * 2
print("Doubled Matrix:\n", doubled)
# 3次元配列の作成
tensor = np.array([[[1, 2], [3, 4]], [[5, 6], [7, 8]]])
print("3D Tensor:\n", tensor)
# テンソルの形状変更
reshaped = tensor.reshape(4, 2)
print("Reshaped Tensor:\n", reshaped)
練習問題
3×3の正方行列を作成し、それを転置してください。
ランダムな4×4の行列を作成し、行ごとの平均値を計算してください。
3次元配列(3×2×2)を作成し、形状を2×3×2に変更してください。
課題2: CuPyを使ったGPU処理
Numpyと同様の操作をCuPyで実行し、GPUの恩恵を体感します。
import cupy as cp
# GPU上で2次元配列を作成
matrix_gpu = cp.array([[1, 2, 3], [4, 5, 6]])
print("Original Matrix (GPU):\n", matrix_gpu)
# 転置
transposed_gpu = matrix_gpu.T
print("Transposed Matrix (GPU):\n", transposed_gpu)
# 要素ごとの演算
doubled_gpu = matrix_gpu * 2
print("Doubled Matrix (GPU):\n", doubled_gpu)
# 結果をCPU側に移動して表示
doubled_cpu = cp.asnumpy(doubled_gpu)
print("Doubled Matrix (CPU):\n", doubled_cpu)
練習問題
CuPyでランダムな4×4行列を作成し、行ごとの最大値を計算してください。
CuPyで3次元配列(3×2×2)を作成し、形状を2×3×2に変更してください。
課題3: PandasとCuDFでデータフレーム操作
Pandasを使った基本操作
以下のコードを実行して、データフレーム操作に慣れましょう。
import pandas as pd
# データフレームの作成
df = pd.DataFrame({'a': [1, 2, 3], 'b': [4, 5, 6]})
print("Original DataFrame:\n", df)
# 新しい列を追加
df['c'] = df['a'] + df['b']
print("Updated DataFrame:\n", df)
# 列ごとの平均値
print("Column means:\n", df.mean())
CuDFを使った高速操作
Pandasと同じ操作をCuDFで実行します。
import cudf
# GPUデータフレームの作成
gdf = cudf.DataFrame({'a': [1, 2, 3], 'b': [4, 5, 6]})
print("Original GPU DataFrame:\n", gdf)
# 新しい列を追加
gdf['c'] = gdf['a'] + gdf['b']
print("Updated GPU DataFrame:\n", gdf)
# 列ごとの平均値
print("Column means (GPU):\n", gdf.mean())
練習問題
Pandasで、ランダムな10×3のデータフレームを作成し、各列の合計値を計算してください。
CuDFで同様の操作を行い、Pandasとの速度差を比較してください。
次のステップ
課題が終わったら、ステップ2「機械学習基礎」に進みます。
練習中に疑問点が出たら、いつでも聞いてください!😊
この流れで進めていきましょう。まずはPythonとテンソル操作をマスターして、次のステップに備えましょう!🚀
追加の課題も出してもらい、GPUとCPUの比較もできるものを提示してもらいました。
ありがとうございます!Noteに貼りやすいよう、これまでの課題とCPUとGPUの性能を比較するコードをひとまとめに整理しました。以下の内容をそのまま利用していただけます!✨
CuDFを使った高速データ処理とCPUとの性能比較
CuDFを活用してPandas(CPU)とGPU処理の速度差を比較しながら、大規模データの高速処理を学びます。GPUを使うことで、特に大規模データにおいて処理速度が劇的に向上することを体感できます!
1️⃣ ランダム行列の作成と表示
Pandasでのデータ作成
import pandas as pd
import numpy as np
# ランダムな10x3行列
random_data = np.random.rand(10, 3)
data_pandas = pd.DataFrame(random_data, columns=["Column1", "Column2", "Column3"])
print("Pandas Random Matrix:\n", data_pandas)
CuDFでのデータ作成
import cudf
import cupy as cp
# ランダムな10x3行列
random_data = cp.random.rand(10, 3)
data_cudf = cudf.DataFrame(random_data, columns=["Column1", "Column2", "Column3"])
# 表示のためにPandas形式に変換
print("CuDF Random Matrix:\n", data_cudf.to_pandas())
2️⃣ CPUとGPUの速度比較
大規模データにおけるPandas(CPU)とCuDF(GPU)の性能差を比較します。
コード例: 列ごとの合計を計算
import timeit
# データサイズを大きく設定
data_size = 10**6
# Pandasの処理時間
pandas_time = timeit.timeit(
"pd.DataFrame(np.random.rand(data_size, 3)).sum(axis=0)",
setup="import pandas as pd; import numpy as np; data_size = 10**6",
number=10
)
# CuDFの処理時間
cudf_time = timeit.timeit(
"cudf.DataFrame(cp.random.rand(data_size, 3)).sum(axis=0)",
setup="import cudf; import cupy as cp; data_size = 10**6",
number=10
)
print(f"Pandas Time: {pandas_time:.4f} seconds")
print(f"CuDF Time: {cudf_time:.4f} seconds")
3️⃣ 実践的なデータ処理課題
課題1: 列ごとのフィルタリング
Pandas
data_pandas = pd.DataFrame(np.random.rand(10**6, 3), columns=["A", "B", "C"])
filtered_data = data_pandas[data_pandas["A"] > 0.5]
print(filtered_data.head())
CuDF
data_cudf = cudf.DataFrame(cp.random.rand(10**6, 3), columns=["A", "B", "C"])
filtered_data = data_cudf[data_cudf["A"] > 0.5]
print(filtered_data.head())
課題2: グループ化操作(GroupBy)
Pandas
data_pandas["Category"] = np.random.choice(["A", "B", "C"], size=10**6)
grouped_data = data_pandas.groupby("Category").sum()
print(grouped_data)
CuDF
data_cudf["Category"] = cp.random.choice(cp.array(["A", "B", "C"]), size=10**6)
grouped_data = data_cudf.groupby("Category").sum()
print(grouped_data)
課題3: データフレーム結合(Join)
Pandas
df1 = pd.DataFrame(np.random.rand(10**6, 3), columns=["Key", "Value1", "Value2"])
df2 = pd.DataFrame(np.random.rand(10**6, 2), columns=["Key", "Value3"])
merged_data = pd.merge(df1, df2, on="Key")
print(merged_data.head())
CuDF
df1 = cudf.DataFrame(cp.random.rand(10**6, 3), columns=["Key", "Value1", "Value2"])
df2 = cudf.DataFrame(cp.random.rand(10**6, 2), columns=["Key", "Value3"])
merged_data = df1.merge(df2, on="Key")
print(merged_data.head())
まとめ
CuDFは、大規模データの処理で圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
小規模データではPandasの方が有利ですが、データ量が増えるほどGPUの並列処理が真価を発揮します。
CuDFを活用することで、ETL、データ分析、前処理の時間を大幅に短縮できます。
次のステップとして、機械学習基礎に進み、CuMLやディープラーニングフレームワークとの連携を学びましょう!😊
この内容をそのままNoteに貼り付けて活用してください!素晴らしい学習を応援しています!✨