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婚活、恋活女性が絶対読むべき本②
本当にモテてるのかわからない恋愛発信者の本を読むより200倍為になる本。
著者は人工知能の研究者。脳のことを知り尽くしています。
男友達と食事に行った時に彼が機嫌が悪かったのでウェイターさんに「紫キャベツか紫レタスが入った料理はない?」と聞いたら彼は「どうして紫なの?」と聞きます。
「今日は紫のものをあなたに食べさせると私に優しくしてくれる、って占いに出てたから」
「紫ならナスだろうに。紫色のものを食べなくても優しくしてあげるよ。」と機嫌が直ったとか。(占いはもちろん口実)
素敵ですね。
女性側からしたら理解できないことでも「それも脳のなせるワザ。」と優しく時にウィットの効いた冗談を混じえながら男性脳について解説してくれています。
2015年に出版された本ですが今読んでも納得できる部分はたくさんあるので一読の価値はあります。
"縁がなくて子どもを持てなかったとしても、それもまた「あり」。あなたは社会の大事な宝なのです。運よく子どもを持てた人も、そうでない人も、専業主婦も、はたらくお母さんも、誰もが誰かに引け目を持つことはないのです。 脳は、どんな脳であっても、大事な存在として、この世に機能しています。「完璧にできないこと」にこそ、脳の個性があり、存在意義があります。''
レビューに「おばさんが微笑とか気持ち悪い」って書いてありましたが、おばさんだからいいんだろ。
20代〜30代前半なんてモテて当たり前。ありがたみがない。
30代になってモテなくなったって人も大丈夫。30後半でもう1回モテるから。
この時期になると髪型も服装もメイクも今まで似合っていたものが似合わなくて目を背けたくなるかもしれないがここは踏ん張ったものの勝ち。根性論だけど。
とにかくトライ&エラーで試しまくる。パーソナルカラー診断でも自分に似ている芸能人に髪型から服装まで寄せていくのも良いでしょう。
もちろん会話も大事です。
「ディズニーランド好きなんだよね。」では
「あー‥女子は皆そう言うよね。」で終わるけど、「ディズニーあんまり好きじゃないんだよね。プルートだけ服着てなくて可哀想。グーフィーは服着てるのに。」って言ったら「あー、確かに。なんでだろ。」って会話が弾むかもしれません。
自分の例で言うと‥箱根駅伝が大好きなドクターと話している時に「青学あまり好きじゃないんですよね。皆じゃないけど、ある選手がインタビューで他の大学の選手のこと呼び捨てにしてて。他の学校の子はちゃんと〇〇君とか〇〇選手って呼んでるのに。選手は育ててるけど人間は育ててないのかな、って思っちゃって。」
「なるほどー。そこまでは見てなかったなー。」と話が盛り上がりました。
皆好きなものに対して「嫌い」とだけ言ってしまったら、ただ大衆に逆らってる痛い奴になるので自分なりの考察を入れることが大事です。
そうして相手の「心のフック」を外すんです。
この本の中に著者の息子さんがお腹が痛くて遅刻したとき、これから登校するとちょうど調理実習の時間で息子さんは、「今から行ったらちょうど試食の時間になって試食だけじゃ心苦しいから行かない。」と言ったのに対して、「お腹の調子が良かったら美味しく食べて後片付けを人の2倍やりなさい。それでもとやかく言う人がいたらそれでいい。」と言ってあげたそうです。
精一杯やった後はとやかく言われても気にしない。
人を信じる、信じ切ったら勝ちという気持ちを持つことも大事なのかもしれませんね。
ずっと「いい子ちゃん」でいるのはしんどいし印象に残らないから。
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