言葉

言葉にしなきゃ伝わらない事がこの世の中には沢山ある
でもやっぱり言葉にするのは難しい。
文字にするのはもっと難しい。
面と向かって会話するのなら第五感でその人を感じられるがそれでも人間っていうのは分からない

ネットの文章なんて余計分からない
顔も分からないし、性格も分からない
同じような意見の人に賛同して頷いていると仲間になれた気がする
でもやっぱり人間だから1人1人違うし、同じにはなれない。
他人だから余計に言葉にしないと伝わらないけどそれが難しい

自分の気持ちを文字に、言葉に、音にして表現出来るのは本当に凄い
なかなか出来ることではない

私も文章を書くのが苦手な方だが、本当にこれだけはちゃんと言葉にして言える。

クリープハイプに出会えてよかった

ずっとわかってるふりして、嫌われたくなくて相手に合わせてしんどくなって、でも合わせて、それで空回りして、人から好かれることが少なかった私

そんな中救ってくれたのがクリープハイプ
最初に聴いた曲は

「陽」

「今日はアタリ 今日はハズレ そんな毎日でも明日も進んでいかなきゃいけないから大好きになる大好きになる今を大好きになる催眠術でもいいからかけてよ明日も進んでいかなきゃいけないから」

この言葉で救われた。毎日がアタリじゃなくていいんだと気持ちが軽くなった。生きる希望をくれる曲。この曲に出会えてよかった。

それからクリープハイプを沢山聴くようになって、最初はサブスクで満足してたのに足りなくなって初任給でクリープハイプのCDを5万円分買った

それだけじゃ当たり前に満足できなくて、ライブにも申し込んだ
初めて行く予定だったライブは「僕の喜びの8割以上は僕の悲しみの8割以上は僕の苦しみの8割以上はやっぱりクリープハイプでできてた」の幕張メッセ公演。ちょうど3年前。

コロナのせいで中止になってしまった。悔しかった。言葉にならなかった。

それから今日までの3年間、沢山のライブやフェスに足を運んだ。
当たり前にもっとクリープハイプが好きになった

クリープハイプは沢山ありがとうを伝えて
くれるバンドだが、私がありがとうを沢山伝えたい

私がライブに行き始めたのが丁度コロナ禍だったので声出しなんてした事無かった。映像でしか見た事がなかった。
声出しできるようになったら絶対に言葉で伝えると決めていた

3年越しに「ありがとう」を叫べた幕張メッセ、大阪城ホール

本当にありがとう
言葉にしなきゃ伝わらない感謝の気持ちをこれからもずっと下手くそなりに伝えていきたいと思う

「ありがとう」