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弱さを見せることについて〜かっこいい生き方
自分の弱さを曝け出すのは、精神的に誰しもハードルがあると思う。
もちろん心から信頼し合える人との間でなら、話せるかもしれない。友人、恋人、家族、先輩、コーチ、etc。ただ、まだ関係性の浅い人や、新しいコミュニティでの食事の場、それはもしかしたら好きな人だったりするのかもしれないが、自分がコンプレックスに思ってることやダメだと思ってる部分を話すのはめちゃくちゃきつい。なぜきついかって、それを話した時自分の存在・人格を否定されたらと思うと怖いからだ。やっぱり数少ないネガティブな反応をされたことを強く意識して、話せなかったりする。ただ、自分が強く思い込みすぎてるだけで、実際は全然大したことない、ことがきっと多い。そもそもみんなそこまで気にしてないし興味がない。
俺は大学受験を複数回浪人して志望校に行った(浪人界隈では多浪と言われる)んだけど。入学してすぐの頃はそれが自分のステータスでありアイデンティティみたいになっててね、最初は開示するのがきつかったがどんどんネタとして消化できるようになったんだ。自虐で、言われてもないのに「後輩からスリーさんとか呼ばれてるんだよ」とかいう鉄板ネタもできた。
ただつい数週間前くらいに職場の同じ大学4年生に全く同じネタで軽い自己紹介をしたことがあって、その時「え、くそすごいじゃん、まじで尊敬する」と本気で感情入りで言われたことがあった。鉄板ネタを言ったときも、「失礼な奴らだな」と語気を強めて言っていた。何回も同じ自己紹介をしてるため大体返ってくるリアクションは把握できてる。「メンタル強いな」「おもろ」「えーでもすごいじゃん」「頑張ったんだね」などなど肯定的な意見がほとんどで、ただ感情の入った、本気の返答をしてくる人はいない。単純にまじで気にしてないことがほとんどで、あとは興味の問題や、咀嚼する時間があるからだろうか。だから初対面でそれを言われた時何が起こったか分からず一瞬時が止まった。パニックが起きた感じで、若干コミュニケーションがしどろもどろになりながら、「あたたかいな」、「愛があるな」としみじみ感じた。もう自虐するのやめようとも思った。多浪が社会では普通じゃない、やばいみたいなイメージがあると思い込んで自分で自分の価値を下げる行動を取ってたかもしれない。振り返ってみても嬉しかったなぁ。話がめちゃくちゃ脱線したが、というか弱さと全然関係ない話であった。
話を戻して、「弱さを見せること」において、尊敬している人物が2人いる。
格闘家の平本蓮選手とアパレル経営者兼youtuberのRちゃんだ。
平本蓮という男を知っているだろうか。
と思いきや眠くなってきたので平本選手とRちゃんの魅力についてはまた明日noteで発信します。