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体温を下げたいヒト


「夏」「暑」「汗」「蚊」「蝉」・・・
文字に罪はない。
しかし、これらの字を見ただけで自分は気が遠くなる。
そうなのです、私は重度の「夏嫌い症候群」なのです。

もうすぐ真夏がやって来る・・と思うだけで憂鬱。
まだリングの「貞子」がやって来た方がよいくらい
私の全細胞が夏を拒絶している。


夏で好きなことは、「怪談」にワクワクするくらいだが
今や年中、あらゆる怪談がネット上に散らばっている。
ならば、海やキャンプ、BBQでも楽しめばいいかと思うが
泳げない、虫が怖い、肉や酒に興味ない自分にとって
夏はまったく退屈極まりないのだ。
さらに言えば、「夏大好き人間」もちょっぴり苦手だ。
ファンの方には申し訳ないが
チューブの「夏歌」を聴いているだけでストレスホルモンが
体内に放出されてしまうのだ、もはや末期だ。


すみません、こんな面倒なヒトもいるってことです。
しかしなぜ、ここまで夏が苦手かと申しますと
自分の体温が平均より高めの体質で
ほぼ37度ライン、超えしており
体感温度が常時高く、夏の暑さが相当にこたえるんです。


一般的に現代人は体温低め、特に女性は低体温になりがち、
体温を上げるために○○をしよう!なんて言われていますが
自分はむしろ、体温を下げたいのです。

体温を下げる方法を調べてみたところ、
冷たい飲み物を飲もう!
冷水に足をつけてみよう!
アイスノンを活用しよう!
など、その場しのぎの術しか見つからない。
しかし、夏が来るたび、素直にそれらに従っているが
なにも効きやしない。
日々、氷水を飲んで、体中を「真冬化」しているが
相変わらず小学生並みの体温をキープしている。


では、体温高めでなにかメリットあるのか?と問われると
冬に暖房がいらない、カイロも湯たんぽもいらない。
電気代を上げないというメリットがある。
あとは風邪をひかない、生理痛やアレルギーもない。
しかしそんなメリットよりも
自分はただ「体ひんやりさん」になりたいだけだ。
こう話すと、寒がり女子からは、贅沢言うな!と怒られるが
常に微熱めいた体で、
日本の夏地獄と戦わなければいけない暑がり老女も楽でない
寒がりさんも暑がりさんも、どちらも大変。
結論、
ヒトってしんどい。




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