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お勧めしたい竹製ビニールハウス

 野菜栽培を進めて行くうえでぜひ欲しいいものに、ビニールハウスがあります。買うとなると小型のものでも1棟、10万円前後しますからおいそれと手がでません。そこで提案したいのが竹を利用したビニールハウスです。

 今や竹は買い手もなくいたる所ではびこっており、その竹を使わない手はありません。わたしは過去において竹製のビニールハウスを10棟以上製作してきました。大きいハウスは間口3.6m、奥行12m。寿命は10年余りあります。

 竹材を使うメリットを書き出してみますと

1) 竹材はほぼ無料で継続して入手でき余りお金を掛けずに製作できる
2)屋根に傾斜を設けることで落雪可能で積雪地帯でも使用できる
3)孟宗だけなど肉厚の竹を柱に使用すれば10年以上の耐久性がある
※伐採は寒い時期がよく、農閑期を利用して製作をお勧めします

 冒頭の竹製ビニールハウスの写真は12月初めに製作したものです。
まだ一部未完成ですが今回の60cmの積雪に耐えています。
 
間口は2.7m 奥行は4m 高さ2.1m
(直管やビニペット材が4m規格なので今回はそれに合わせました)

 竹製ビニールハウスを製作する上で重要なこととは
1)古い竹を使うこと
2)竹を止めるビスは必ず下穴を開け、割れ防止をする
3)柱には根本材を使う
4)直管として使う竹は反った部分を上にして使う
5)節を利用して強度を持たせる
など必要です。

 製作上の詳細は別記事にて掲載します。

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