サツマイモ苗高騰、いかに乗り切るか‼「マルチ+トンネル+蓄熱材で苗作り」

電熱線を使用して育てられるサツマイモ苗、今年は電気料金の値上げで相当な値上げが予想されます。それでなくても高い苗がさらに高くなるとなれば悲鳴では済まされません。
 
今年は本当に何とかしなければと、今から気を揉んでいます。そこで何か良い方法ないかインターネットで調べてみました。
 
ずいぶん前になりますが、茨木県の農業試験場が極早堀り栽培の試験を行っています。畝にマルチを敷きビニールトンネルでの栽培、もう一つは畝と畝を近づけてその間に水を張るという栽培法です。もちろん、水を張った場合もビニールトンネルはします。
 
サツマイモのトンネルマルチ栽培を行った場合、地温はマルチのみに比べ低温時で3~4℃の昇温効果があり、気温についても外気温に比べ低温時で3~4℃の昇温効果が認められ、慣行より2週間早い4月中旬に挿し苗を行うことができたということです。
 
水を張った場合はさらに好条件となっていますが、トンネル内の気温が上昇するため喚気が必要のようです。試験栽培の品種はベニアズマと高系14号でしたが、結果はベニアズマより高系14号の方が好結果だったとは意外でした。(ベニアズマは特に肥大性がよい品種ですが)。
 
去年はマルチ+トンネル栽培でしたが、今年は水袋とレンガなど保温材をトンネル内に入れ、成長を早め、苗とりを行いたいと思います。できれば自分でも苗作りに挑戦してみたいですね。
 

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