野菜苗は根の張りが勝負
ナスやピーマンなどの果菜野菜は特に長期採りをしたい野菜です。ナス、ピーマンだけではありませんが野菜は根を限りなく張らすことで長期採り、多収穫につながっていきます。
現代農業の別冊の中に「ナス1株1000個収穫」のタイトルで記事が載っていました。この記事は暖かい地方での栽培で、私の菜園は標高600m近い冷涼地なのでそこまではいきません。
しかし、春に定植したピーマンはきつい降霜があるまで収穫しています。
もちろん、霜よけ用の不織布で覆うなど霜対策は行ってやります。晩秋、産直店で小さなピーマンを袋いっぱい詰めて売られていますが、わたしのピーマンはLサイズでの販売。とても気持ちのよいものです。
春に定植する夏野菜はつぎのことを考えしっかり根を張らせましょう。
1) 畝には黒マルチを事前に施し最低限必要な地温を確保しておく
2) 水遣りは出来るだけ控え、根を十分に張らす
※萎れが生じれば水遣りをし、萎れがなければ水は与えない。
3)苗を定植するさい苗土が1cmくらい畝床より上になるように植付ける
以上の3点をよく考えポット苗の定植されたら、根がよく張るように思います。