よく生きる
人間に必要なこと。「よく生きること」
哲学者の竹田青嗣さんの言葉だ。そういう欲望を持つことが、必要である、と。
人間は、そのままの状態でも生きてはゆける。病気や、事故がなければ。だけど漠然と生きていても、つまらないし、おもしろくないものだ。苦しい場合も、ある。
また、苦労話になるが。昔、失業中だったときは、つらかった。まさに「ただ生きてるだけ」の状態だった。その当時、親と住んでたが、家にいると、白い目でみられるのだ。
なので、朝、近所のショッピングモールの駐車場へ車で出かける。で、あとはほとんど車内にいるのだ。夜まで。ほぼ、車内生活者である。
あれは、ツラかった。まさに、「ただ生きているだけ」の状態である。
「ただ生きているだけ」では、人間はツラい。やはり、「よく生きること」がたいせつなのだ。
その為には何が必要か?たくさん必要なものはあるし、人によって違うとおもう。おカネは、ある程度は必要だろう。別に金持ちじゃなくても、よいが。でも、金持ちでも、「よく生きること」に失敗してる人は、いるとおもう。
食事は大切だろう。よく生きる基本だ。けさ、ある方の記事を読んで、そう思ったなあ。
批評家の柄谷行人さんは、どうやったら、柄谷さんみたいな文章が書けるようになりますか?と聞かれて、「まあ、よく生きることだね」と答えたらしい。いいね。
以上、個人的意見です。
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