妊娠日記④20週目、精神科へ

先日妊娠20週目の検診に行ってきました。
赤ちゃんは順調に成長中。ですが、思いがけないことで引っかかりました。

この日は健診前に問診票の記入がありました。内容はメンタル面に関すること。ちょうど前日から激病みフィーバーの波が来ていたこともあり、何も考えずに記入して提出したんです。そしたら看護師さんに、他の妊婦さんの目につかない場所に呼ばれて、家庭環境とか不安なこととか、どんな風に病んでるのかとか色々質問されました。

実家があまり良い環境ではなかった私は、いわゆるアダルトチルドレンです。子供の頃からずっと生きづらさを感じていて、これの正体は一体何なのか知りたくて学生の頃に自力で調べました。色々あって家族とはあまり関わりを持たないようにしています。ここでは詳しく書けませんが、とくに母親のことがあまり好きではありません。激病みフィーバーに入ってしまうと、昔の嫌だったことが何度もフラッシュバックしてきたり、自分に価値はないと感じてしまったり、それによって将来が不安でたまらなくなったり、旦那を無性に責めたくなったり、とにかく自力じゃどうしようもなくて、涙が止まらなくなるんですよね。これは妊娠前からも月経時にちょくちょく出ていた症状で、妊娠してから少し強めに出るようになりました。

そんな話を看護師さんにしたところ、精神科の受診を勧められました。最初は「今だけですから」と断ろうとしたのですが、まぁまぁ強めに説得されて、3日後に受診することになりました。精神科に行くなんて初めてだったのですが、ずっと心の奥底で渦巻いているドス黒いこれが、客観的に見てどんなものなのか、私は精神病なのか、どうすればいいのか、一度専門家に聞くのもいいなと思ってのことでした。

当日はまず心理士さんとお話した後、その情報を精神科の先生に共有されて診察…という流れでした。精神科自体初めてだったので最初は緊張していたのですが、心理士さんとお話しているうちに涙が出てきて、診察に呼ばれたときには顔面グショグショ。そんな中でもできるだけ冷静に話そうと努めました。時系列とかめちゃくちゃなまま喋ってしまったんですが、こちらの気持ちをよく汲み取ってくれる先生で、これからどうするべきかも含めて真剣に話してくれました。先生からの言葉で、自分を客観視した時の立ち位置というか、そういうのを再確認できた気がします。

「私って病名がつくような状態なんでしょうか」と聞くと、「つけようと思えばつけられるけど、今はまだ仕事も頑張れている状態ですし、治すには日々の積み重ねがまず第一」とのこと。赤ちゃんに多少影響が出るそうなので、薬に頼るとかはなく、日常生活でできる療法をやっていくことになりました。具体的には自分を認めてあげる、褒めてあげる気持ちを育てることです。自己否定感の塊みたいな私には結構難しい習慣付けですが、とりあえずやってみることにしました。

今はたまに襲ってくるどうしようもないネガティブイメージと戦い、旦那のサポートも受けつつ…という毎日。出産すればまた何か変わるのかもしれないと思いながら、とにかく予定日まで残り4ヶ月、仕事と出産に向けての心・身体づくりだエイエイオー!の気持ちで乗り越えたいと思います。


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