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依存から脱却し、復縁を叶えるまでの2週間 ー 元メンヘラ彼女の告白。

「〇にたい」と言っていた重度依存女が、
2週間で復縁という人生を変えたつむぎです。

26歳の会社員をしています。


あの日、私は駅のホームで号泣していました。


「もう終わりにしよう」

――たった一言で、8ヶ月間築き上げた恋が音を立てて崩れ落ちた瞬間でした。

私たちの出会いは、友人の結婚式の二次会。
たくさんの人がいる会場で、彼の笑顔だけが特別に輝いて見えました。

同じ電車で帰るという偶然が重なり、駅までの道すがら、意気投合。
「この人と結婚したい」初めて会った日に、そう確信するほど運命的な出会いでした。

でも私は、その運命すら壊してしまった。

毎日3回は電話して、SNSを逐一チェックし、
女性との会話すら禁止。

いつの間にか、愛情表現のつもりが支配欲へと変わっていました。
そんな重度の依存女だった私が、たった2週間で彼と復縁を果たしました。


しかも「冷却期間なし」です。

この記事は、

今まさに苦しんでいるあなたに読んでほしい。

私の"壊れていた心"が、どう変化していったのか。
そして、なぜ彼は私を選び直してくれたのか?

「気持ちが冷めた」と言われた恋を、どうやってもう一度温められたのか。

その全てをお話ししますね。


1. 突然訪れた別れ

別れを告げられたのは、
23年11月初旬、急に寒くなった木曜日の夜8時でした。


「今から会えない?ちょっと話があるんだ」


LINEを見た瞬間、胸がざわつきました。
でも、まさか別れ話だとは。

その日の朝も「おはよう、今日も頑張ってね♡」
って送ったばかりなのに。

待ち合わせた駅前のベンチ。
私は化粧直しをして、いつもの笑顔で彼を待っていました。


「俺たち、もう終わりにしよう」


その言葉を聞いた瞬間、世界の色が一気に消えていきました。

8ヶ月間、毎日一緒にいて、将来の話まで笑顔でしていた彼から、
突然の別れ。


「え?嘘でしょ?」


私の声が震えていました。

理由を聞いても「気持ちが変わった」の一点張り。

私は取り乱して、11月の寒い夜、駅前で号泣しながら彼のコートに必死に縋り付きました。

「お願い!私、変われるから!」
「どこが悪かったの?全部直すから!」
「これからは絶対執着しないから!」
「私、あなたがいないと生きていけない...」
「〇にたい、本当に〇にたい...」


今思い返すと恥ずかしくて倒錯したくなりますが、
これが当時の私の素の姿。

そう、私は完全なる"メンヘラ彼女"でした。



具体的な症状を赤裸々に告白しますね。

『LINEの時』
◆既読がつかないと、1分ごとに「?」「無視?」「〇にたい」の矢継ぎ早攻撃
◆彼が寝る前の「おやすみ」を言い忘れただけで、深夜3時まで説教電話
◆女友達とのLINEグループを「退会して」と泣きながら懇願

こんなLINEが来れば誰だってイヤですよね・・・。
でもその時は気づかなかったんです。

『監視の日々』
◆インスタのフォロワーが1人増えただけで、深夜に「誰?」と問い詰め
◆彼の職場近くで"偶然"を装った待ち伏せ(週3くらい)
◆サブ垢を5個作って、彼の行動を24時間チェック

『暴走モード』
◆彼が同僚女性と話しているところを見て、その場で絶叫
◆「もう疲れた」と言われた時は、リ〇トカットの傷跡写真を送りつけ
◆実家に帰るとき「浮気するつもり?」と2時間の説教

『束縛編』
◆デート中、トイレに行くときもついていこうとする
◆スマホのパスワードを教えてくれないと、玄関の前で3時間座り込み
◆彼の母親に「息子から連絡がありません」と深夜に電話


今こうして書き出してみると、本当に恥ずかしい行動の数々です。

当時の私は、これが"愛情表現"だと本気で思っていました。


でも違いました。


これは純粋な愛情なんかじゃない。
ただの支配欲と、病的な執着心だったんです。

そりゃ、別れを告げられても仕方ありませんよね。
むしろよく8ヶ月も耐えてくれたな、と今は思います。

でも、この"底辺メンヘラ女"が、
たった2週間で生まれ変わることになるなんて、
この時は想像もしていませんでした。


2. 地獄の2週間


23年11月中旬、別れた直後の3日間は、文字通り地獄でした。

食事はコンビニのおにぎり半分も喉を通らず、
仕事は「発熱」という嘘の理由で休みました。


ベッドの中で、彼との写真を見ながら涙が枯れるまで泣き続けていました。
着信音が鳴るたびに飛び起きて、彼からの連絡を期待する日々。

そんな私を変えたのは、親友からの一言でした。

真夜中の2時、「〇にたい」とLINEを送った私に、
親友は電話をかけてきました。

「つむぎ、あなたは彼がいなくても、あんたなんだよ」


この言葉が、私の心に突き刺さりました。

そうか...私は"彼の彼女"である前に、一人の人間なんだ。

そこから私は、「彼のために変わる」のではなく、
「自分のために変わる」という意識を持ち始めました。

具体的に取り組んだことを、赤裸々に告白しますね。

①心理カウンセリングを受ける

オンラインカウンセリングを利用して、週2回、自分の依存心について
専門家と向き合いました。
最初は「彼に戻ってきてもらう方法」を聞きたかっただけなのに、
カウンセラーさんの

「あなたはどうしたいの?」

という問いかけで、
少しずつ自分と向き合えるようになりました。


②運動を始める

毎朝15分のヨガを始めました。

最初は「眠れない夜を過ごすなら」という投げやりな気持ちでしたが、
体を動かすことで、不思議とマイナスな思考が少しずつ減っていきました。


③見た目のケアを徹底する

「どうせ彼もいないし...」と3日間お風呂すら入らない日々を過ごしていました。

でも、意を決して髪を切り、新しい化粧品を買いました。
毎晩のスキンケアは欠かしません。

これは「彼のため」じゃない。「私のため」

鏡を見る度に「今日も頑張ったね」

と自分を褒めることで、少しずつ自信が戻ってきました。

④音楽との再会

昔から音楽を聴くのが大好きでした。
でも付き合い始めてからは、彼の趣味に合わせて聴く曲も変えていました。

思い切って、学生時代に好きだったバンドの曲を聴いてみると、懐かしい気持ちと共に、少しずつ「私らしさ」を取り戻せた気がしました。

今振り返ってみると、その時聴いていた音楽も良い思い出なんですよ。

⑤**"彼"という存在と共存する**

カウンセラーさんからは

「彼のことは考えないように」とアドバイスをもらいました。

でも、私にはそれが逆効果×

むしろ「彼のことを考えても良い」と自分に許可を出しました。

ただし、

×スマホは触らない
×SNSは見ない

これだけは決めました。

彼への想いを必死に消そうとすればするほど、余計に彼のことが頭から離れなくなる。
だったら、その想いもとして受け入れることにしました。


「今の私は、彼のことが大好きで、でも少しずつ前に進もうとしている。
それでいいんだ」

そう自分に言い聞かせることで、不思議と心が軽くなっていきました。

「彼のこと考えるな」「早く次の人見つけなよ」

みんなは優しさでそう言ってくれます。

でも、重度のメンヘラだった私には、それが余計にストレスでした。

だから、あえて「彼への想いと付き合っていく」という選択をしました。

結果的に、これが私の心を救う道筋となったんです。

そして迎えた運命の再会の日。
私の中で、何かが確実に変わり始めていました...


3. 決意の連絡 


23年11月下旬、2週間が経ったある夜、私は長い間見つめていた
彼のLINEトーク画面に、
指を震わせながら文字を打ち込んでいました。

「2週間ぶりだね。少し話がしたいな」

送信ボタンを押した瞬間、心臓が飛び出るかと思いました。
でも、不思議と以前のような焦りや執着は感じませんでした。

「今の私なら、どんな結果でも受け止められる」

そう思えた自分に、少しだけ誇らしさを感じていました。

5時間後。 「久しぶり。明日の夜、時間ある?」

彼からの返信に、胸が高鳴りました。

でも、以前のような狂おしい気持ちではありません。
穏やかな期待と、少しの緊張。

そんな気持ちで、待ち合わせ場所の表参道のカフェに向かいました。

いつものように念入りにお化粧をして、でも派手すぎない服装を選びました。

以前なら「彼の好みの服!彼の好きな香水!」と必死になっていたのに、
今日は「私らしく」を意識して準備ができました。

カフェで彼を待つ間、手帳に書いていた「伝えたいこと」を見返していました。

今までのように感情的になるのではなく、
ちゃんと言葉にして伝えたかったから。

彼が現れた時、懐かしさで胸が熱くなりました。
でも、私は深呼吸して気持ちを落ち着かせました。

「この2週間、自分と向き合ってきたの」

私は、目を逸らさずに話し始めました。

「依存的な性格も、執着も、全部私の一部として受け入れられるようになった。付き合いたいという気持ちも、素直に認められるようになった」


彼は、黙って私の話を聞いてくれました。

以前なら、この沈黙に耐えられず、泣き出していたかもしれません。

「完璧な人間になんてなれない。でも、○○くんと過ごした時間は、
私の宝物。だからこそ、今度は健全な関係を築きたい...
もう一度、チャンスをくれませんか?」

言い終えた時、私の手は小刻みに震えていました。

でも、心は穏やかだったの。

彼は、少し考えてからこう言ってくれました。

「正直に言うと、君からの連絡を待ってた。別れてからも君のことばかり考えてた。でも、前みたいな関係は...正直怖かった」

彼は言葉を選びながら、続けてくれたの。

「でも、今の君を見てると...なんか、変わったっていうか。
目の輝きが違う。前みたいな必死さがないというか...」

その言葉を聞いて、私は小さく微笑みました。

そうか、私の変化は、こんな形で伝わっていたんだ。

「俺も変わりたい。君と一緒に、もっといい関係を作っていきたい」

この日を境に、私たちは新しい関係をスタートさせることになりました。

今度は、お互いを大切にしながら、ゆっくりと歩んでいこう。
そう、2人で決めた夜でした。



4. 私たちの新しい関係


復縁から5ヶ月が経った今、私たちは確実に変わりました。

以前の「執着カップル」から、お互いを思いやれる関係に進化できたと思います。

具体的な変化をお話ししますね。

✅連絡の取り方の変化

【以前】 LINEの返信が5分遅れただけで追撃の嵐 既読無視は死活問題で、泣きながら100件送信 「おやすみ」を言わないと深夜まで説教電話

【今】 お互い仕事中は返信しなくていいルールに 「今忙しいから、夜に電話していい?」と確認の習慣 大事な用件以外は、1日1回のまとめ電話に たまに寝落ちしても「おつかれさま」と笑いあえる

✅休日の過ごし方の変化

【以前】 休日は必ず一緒に過ごすことを強要 友達との約束はすべてキャンセルさせる 「実家に帰る」は禁止ワード

【今】 週末は、それぞれの予定を尊重 友達との飲み会も
「楽しんできてね」 と。むしろ別々の時間があるから、会う時間が特別に 先日は彼が男友達と旅行に行きました。


以前なら考えられなかったことです。

でも今は、彼の写真を見ながら「良い思い出作ってきてね」って送れる自分がいます。

喧嘩の仕方の変化

【以前】 女友達との食事で大喧嘩 些細なことで「〇にたい」「別れる」連発 仲直りまで何日も引きずる

【今】 感情的になりそうな時は「ちょっと落ち着きたいから、30分後に電話していい?」 「私、今こう感じてるの」と自分の気持ちを言語化 できています。

「ごめんね」が素直に言えるように その日のうちに必ず解決しています。

この前、彼が女性の同僚と食事に行った時。 正直、チラッと不安がよぎりました。 でも、その気持ちを日記に書き出して、深呼吸して。

「信頼している。大丈夫」

と自分に言い聞かせることができました。

お互いの成長を喜べるようになった

【以前】 彼の成長は全て脅威 新しい趣味ができても「私より大事なの?」と責める 仕事の付き合いにも過剰に嫉妬

【今】 彼の昇進を心から祝えた 「新しいことにチャレンジする姿、素敵」って伝えられる お互いの成長が話題の中心になりました。

先日、彼が資格試験に合格したんです。
以前なら「勉強時間が減る」と不安がっていたはず。
でも今は、一緒にお祝いのディナーを計画して、彼の頑張りを讃えられます。

それでも、完璧じゃない私たち 正直に告白すると、たまに「古い私」が顔を出します。

先週は、彼のインスタのフォロワーが増えて、一瞬ヒヤッとしました。
でも、その気持ちに気づいて、すぐにカウンセラーさんから教わった
深呼吸を実践。


「この不安は、過去の私の名残。でも、今の私は違う」


そう自分に言い聞かせることで、乗り越えられるようになりました。

彼も私の変化を認めてくれています。
「たまに不安になっても、それを伝えてくれる今の方が、ずっと愛おしい」

そう言ってくれた言葉が、私の支えになっています。

同棲を始めて見えてきたもの

2ヶ月前から同棲を始めました。

毎日一緒にいると、また依存が始まるんじゃないかって、最初は不安でした。 でも、意外にも上手くいっています。

お互いの仕事スペースは分けて確保 料理当番や掃除は公平に分担。

「今は1人の時間が欲しい」が言い合えて
休日の予定は、別々でも気にしない 。
一緒にいても、適度な距離感を保てるようになったの。

それが、私たちの一番の成長かもしれません。

毎晩、彼と今日あった出来事を話し合います。
楽しかったこと、嬉しかったこと、時には不安だったこと。
全てを受け止め合える関係。

これが、私たちの「新しい愛の形」なんだと思います。

5. 最後に、あなたへ


今、この記事を読んで涙を流しているあなた。

私にも、その痛みがとてもわかります。

「冷却期間が必要」 「時間をおくべき」 「すぐには無理」


きっと、あなたも同じような言葉を投げかけられているはず。
でも、その言葉に縛られる必要はありません。

重要なのは、ただ一つ。

「自分と向き合う勇気」


今の私があるのは、あの2週間で起こした小さな行動の積み重ねのおかげ。

  • 深夜のコンビニで買ったノート。

  • 震える手で打ち込んだカウンセリングの予約。

  • 初めて自分に向かって言えた「大丈夫だよ」の言葉。


そう、変化は意外と身近なところから始まるんです。


今、あなたは真っ暗なトンネルの中にいるかもしれません。


でも、光は必ずあります。


私も見つけました。
あなたにだって、きっと見つけられる。

「つむぎさん、どうやって変われたんだろう?」
「あの2週間で、何が起きたの?」

そう思ってくださった方、嬉しいです。


この記事に「♡いいね」「フォロー」を押してくださった方には、
また新しいお話をさせてください。

いちばん最初に読んで欲しいので。。。

ここまで記事を読んでくれて、ありがとうございます。

あなたの「新しい物語」が、きっと始まりますように。



追記: ♡とコメント、ありがとうございます。

とっても励みになります★

また「つむぎの復縁した方法が知りたい」というメッセージを多くいただいています。

本当にありがとうございます。

こんなメンヘラ女でも、復縁出来たんです!

悩んでいる方に少しでもお力添えが出来るように

またみなさんの声に応えられるよう、

次の記事も準備中です。

もう少しお待ちくださいね。



私の経験が、誰かの希望になりますように。


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