【SEA】結局球場でなにしたらいいの?
どーも、HBえんぴつです。
球場の醍醐味といえばやはり野球観戦ですが、やはり私レベルのせっかちになると、T-Mobile Parkで行われる試合の約2時間半だけにお金を払うより、開場から試合開始まで約1時間半と試合時間の計約4時間にお金を払うほうがお得じゃね?と考えるわけです。
しかし、ただ無作為に1時間半も球場にいるわけではなく、メジャーの球場にはさまざまな試合前の楽しみがあります。ということで、今回は個人的なT-Mobile Parkの試合前これをしろリストを皆さんに共有したいと思います。なお、完全な個人の意見であることはご了承ください。
入場について
では、試合前の楽しみを共有する前にT-Mobile Parkの入場に関してです。
ゲートに関して
最初にゲートに関してです。現在、T-Mobile Parkにはゲートが主に6つあります。
基本的に開場は全試合試合開始の1時間半前になりますが、1番と2番のゲートのみ、試合開始の2時間前に開場します。ただ、2番のゲートは、T-Mobileユーザーのみのゲートになります(でもほぼ確認されません)。しかし、入れたとしてもブルペンエリアしか解放されませんが、たまに投手が調整を行っていたりするので、よほどの理由がない限り、私は1番のゲートに並ぶことをお勧めします。
バッグと持ち込み物
つぎに、バッグと持ち込み物です。イメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、メジャーの持ち込み物の規定は想像の数倍は厳しいです。
まずはバッグに関しての規定がこちらです。(翻訳機ぶち込みスタイルです)
12 インチ x 6 インチ x 12 インチ以下の透明なプラスチックまたはビニール袋が許可されます。1 ガロンの透明なプラスチックのジップトップバッグも許可されます。
警備員はバッグの底まで中身を確認し、アイテムを識別できなければなりません。透明でないバッグ、ポーチなどを含むがこれらに限定されない、バッグの中身を見えにくくする目的で使用することはできません。バッグの内部の中身が見えにくくなっているバッグは許可されません。
4.5インチ x 6.5インチ以下の小さなクラッチバッグは許可されます。 (袋は透明なプラスチックやビニールである必要はありません。)
4.5 インチ x 6.5 インチを超えるバックパック、マルチコンパートメント バッグ、ダッフル バッグ、ハンドバッグは許可されません。医療上必要な品目または単一コンパートメントのおむつバッグについては例外が設けられます(お子様の同伴が必要です)。
要約すると、「ちっこいトートバッグとかつべこべ言わずに、こんな感じの透明なバッグもってこい」です。
こんな感じのバッグは、球場近くで買えるので安心してください。また、万が一、リュックなどで来られた方も球場の近くにものを預けられる有志のロッカーがあるので、そこに預けていただいたら大丈夫だと思います。
さらに、持ち込み物にも規定がありますが、詳しくは以下のサイトを確認してください。
Gate & Bag Policy FAQ | Seattle Mariners (mlb.com)
また、荷物チェックをする担当の人によってめちゃくちゃ差があります。何も確認せずにいいよーという人から、10秒くらいかけて入念にチェックする人まで様々です。たまに理不尽な人に当たるのでそこは運です。私はペッパーミールを取り上げれそうになり、めちゃくちゃ抗議した記憶があります。
入場の手順
最後に入場の手順です。めんどくさいことが起こらない限り、ステップは基本的につです。
列に並ぶ
順番が回ってきたら、オンラインチケット、または紙のチケットをスキャンする
前に進み、係員にカバンを渡す。そのとき、ポケットに入っているすべてのものを出すように指示が入ります。
金属探知機を抜け、カバンとポケットの持ち物を受け取る
以上になります。
チケットはほとんどの人がオンラインで購入したチケットだと思いますが、係員の方の指示に従って機械に通せば、スムーズに通れると思います。
もし、英語に自信のない方は、翻訳機(Deeplなど)を準備しておくとよいと思います。
試合前の醍醐味
さて、ここからが本題の試合前の醍醐味についてですが、正直、これすべてを1時間半のなかに集約するのは不可能です。なぜなら場所取りが必要なものもあるからです。なので、タイトルの横に「松、竹、梅」とつけておくので、目安にしてもらえたら幸いです。
松ー>めちゃくちゃ動き回れる
竹ー>その場の状況次第
梅ー>場所取り必須
>球場内散歩(松)
まずは、球場内散歩です。これは言葉の通り、球場内を歩き回ることです。メジャーの球場は一般的にどのゲートから入っても、一部分を除き、すべての場所に行くことが可能です。なので、球場内全体を散歩することが可能になります。また、T-Mobile Parkにはいくつかの名物スポット(個人的に思ってるだけ)が存在します。
1,Dave Niehaus像
一つ目がDave Niehaus像です。ご存じの人もいらっしゃるかもしれないこの人は、マリナーズで球団創設の1977年から2010年の間、専属アナウンサーを務めた方で、2008年に野球殿堂入りも果たしています。有名なフレーズですと、My Oh Myなどがあります。
そんなDaveの銅像が左中間スタンド付近にあります。
ここでは、隣に座って写真を撮ることができます。基本的に並ぶことはほぼないので安心です。
また、この人に関してはシアトル出身の歌手であるMacklemoreが、彼へのトリビュート曲を作るほど、地元では愛されていたアナウンサーなので、ぜひ一度聞いてみてください。(Macklemoreが好きなだけ)
2,Julioボード
二つ目は、Julioボードです。これは、以前紹介したJ-Rod Square付近にあるフリオのボードと一緒に写真が撮れるスポットです。こちらも、ほぼ並ぶことはないので、記念に写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
3,Game Used Gear Shop
最後はGame Used Gear Shopです。このお店はSection 128あたりに位置しており、主に以下のようなものが販売されています。
ファールボール
ヘルメット
折れたバット
ロジン
サインボール
ベース
1試合のメンバー表
退団選手のロッカープレート
これらはサインボール以外はすべて試合で使われたものになります。その分、お値段は張りますが、価値は高いです。また、その近くでは現役選手やレジェンド選手に関する品のオークションも行われています。
>球場飯散策(竹)
さて次は球場飯散策です。球場の醍醐味といえばやはり、球場飯なわけですが、日本と少し違うところがあります。それは選手がPRするメニューがないことです。言い換えると、
「フリオのあつあつクラムチャウダー」
や
「ローリーのBig Dump Triple Burger」(俺ネーミングセンスセンスない)
みたいな商品はなく、単に、バーガーやガーリックフライとして売られています。
とは言っても、球場特有の食べ物はあります。T-Mobile Parkでの固有の食べ物の一つにカツカレー(カレー)があります。
このカレーはSection 135あたりに位置するTamari Barというお店で購入することができます。味は若干ピリ辛でおいしかったです。
ではなぜ、竹にしたかというと、混むお店が多いからです。もちろん、開場からすぐに球場飯散策をするなら、そこまで並ばずに済むとは思いますが、多い時で4万人が来場する球場ですので、必然と時間がたつにつれ、売店が混みやすくなりますので、注意してください。
そして、もしこの売店でこの文字を見つけたら絶対に買えというものがあります。それはSouvenir Cupです。
これは破格のチートアイテムで、このカップを買ったら、球場のいたるところに設置してあるジュースのドリンクバー使い放題になります。
お値段は、約10ドルと高いですが、コスパを考えると最強です。
ただ、一つ注意していただきたいのが、このドリンクバーから出てくるコーラやファンタなどを飲むと、めちゃくちゃトイレが近くなります(僕以外にもこれ言ってる人います。)。なので、試合中にあまりトイレに行きたくない人は、一杯だけにすることをお勧めします。
ビールに関しては、未成年なので、ここでは触れないでおきます。
>ブルペン投球(梅)
次はブルペン観覧に関してです。メジャーの球場のプルペンが屋外にあることは皆さんご存じだと思われますが、T-Mobile Parkもそのうちの一つで、レフトフェンス後方に位置しています。
一般的に、立見席として利用する人が多いですが、投手の投球練習を間近で見れるのが最大の魅力です。
映像でわかる通り、投手の表情が簡単に読み取れるくらいの距離まで近づけます。
ただ、人気球団になると、ブルペンで投球練習を見たい人は多くいるので、その分、場所取りも必要になってきます。大谷選手が登板した日は、開場からの2時間すべてを場所取りにあてたくらいです。なので、プルペンの投球練習を見たいなら、球団や選手のネームバリューにもよりますが、他を捨てる覚悟をしていたほうがいいと思います。もちろん、後ろからでもがんばれば見えます。
>スタメン発表と国歌静聴(松)
次はスタメン発表と国歌静聴です。個人的に試合前で一番好きな瞬間です。23年までは試合開始の約10分前にスタメン発表、その流れで国家静聴が基本的な流れでしたが、今年からバラバラだったり、一緒だったり、形態はさまざまです。
スタメン発表は、相手チームの監督からスタメン選手が発表され、最後に先発投手が告げられます。アナウンスはとても淡白です。そのあとに、マリナーズのスタメン発表があるわけですが、流れは相手チームと同じでも、演出やアナウンスがとても凝っています。また、お客さんの声援も相まって、とても素晴らしい空気になります。
その次に、国家静聴なわけですが、スタメン発表の盛り上がりとは一変し、球場が静寂に包まれます。全員が立ち上がり、帽子を取り、国旗を見つめる様は、日本では到底味わえない空間です。また、国家は音声を垂れ流すわけではなく、毎回、ゲストが登場して、演奏したり、歌ったりします。そのゲストもさまざまで、ギタリスト、ワシントン州内の学校の合唱部、オペラ歌手、そして軍楽隊などあげたらきりがないくらいです。もし、この時間になったら、一度足を止めてみることをお勧めします。
しかし、スタメン発表と国家静聴に適さない場所があります。それはブルペン前です。このエリアは絶えずDJの音楽が鳴り響いているので、球場アナウンスが聞き取りずらいので注意してください。
>試合前練習(竹)
次に試合前練習見学です。先ほども記述しましたが、開場は2時間前、もしくは1時間半前です。つまり、選手の練習を見る機会というのも限られおり、見れるのは
ビジターチームの打撃練習や守備練習
試合前ストレッチやキャッチボール(両軍)
の二つだけだと思ったほうがいいでしょう。
ビジターチームの打撃練習はチームによって始める時間が異なるので、これも見れる日、見れない日があります。しかし、運がいいと好きな選手の打撃練習が見れたりします。
また、試合前のストレッチやキャッチボールは選手をまじかで見れる機会なので、内野席を降りて、グラウンドのすぐ近くまで行くことをお勧めします。
>サイン待ち(梅)
最後に選手からのサイン待機です。イメージにそう遠くないかと思いますが、これは正真正銘の梅です。
まず、サインを待つ場所ですが、マリナーズの選手を狙いたいなら、一塁側ダグアウトカメラ席の横のネットの切れ目部分、ビジターチームを狙いたいなら、三塁側カメラ席の横がベストポイントだと思います。
マリナーズサイドは、ホーム球場ですので、サインを狙う子供や大人がとても多いです。基本的に列のなっているので、そこに並ぶか、ネットの切れ目を自分で探して、一番乗りして待機するかの二択だと思います。
マリナーズの選手のサインをゲットできる瞬間はただ一つ、試合前のアップの時間です。そこしかねらい目はありません。また、ネットの裂け目は数か所あり、選手がどの裂け目に行くかは運です。それに加えて、いざ選手が来たとしても、サインをもらえないなんてことはざらにあります。
しかし、その分、サインをもらえた時の感動は半端じゃないです。ハイリスクハイリターンとはまさにこのことだと思います。
上記のクロスになっている部分がネットの切れ目です。一塁側ダグアウトの横から、数か所存在します。
最後に
ここまで、さまざまな楽しみ方を載せてきましたが、結論から言うと、どれも楽しいです。読者の皆さんにあった楽しみ方をぜひ見つけてみてください。