健康のこと、身体と心に初めて興味もつきっかけになった30年前の本 「東洋体育の本」
インターネットで知識や情報がなんでも得られる現代において、こんなに古い本を紹介するのは気がひけるのですが、健康に興味を持っておられる方に、どうしてもお知らせしたい名著が一冊あります。本物は時間を経ても色褪せることなく存在することをお伝えしたいので、私の紹介する本は全部古いものですが、それぞれが、今の時代に世にでても全然恥ずかしくない内容だと思います。
宝島別冊 『東洋体育の本』
この本、題名は全然インパクトがありません。
しかし、内容が驚きのフルコース、東洋に昔からある、
気功 太極拳、ヨガ 瞑想 などはもちろんのこと、
あらゆる東洋の自然療法(断食なども含む)、健康に生きるための運動やマッサージやセックスに至るまで
東洋的な哲学や思想、それを超えてシュタイナーの理論までもを網羅した、とてつもない深い内容の本となっております。
この本は30年前に福島の本屋で見つけて買いました。
それまで全然健康とか興味のなかった私が心と身体について深く考えるきっかけになった本です。
この本には健康に関するあらゆる分野のエッセンスの要点だけが詳しく書いてあり、理論的な理解ができるばかりか、実践においても、具体的に、気功やヨガ、瞑想、その他いろいろなメソッドのやり方も詳しく実践的に書いてあり、私はこの本を読みながら、当時いろいろ実践しました。
特に 気功の実践にはまり、丹田気呼吸から始まり、小周天など気を感じて動かすということを練習して 「気」「エネルギー」という世界を体感していくうちに、どんどん目に見えない世界を探求する始まりになりました。
ヨガの内藤先生と出会うのはこの本に出会ってから3年後くらいなので、ヨガより気功の方を先に知り実践したことになります。ちなみに断食の吉丸先生との出会いはこの本との出会いから2年後なので、ちょうどこの時期に気功、断食、ヨガという現在、私の健康法の基礎になるエッセンスに出会っていたことになります。
この本にもヨガのこと、実践についても詳しく書かれていましたが、その時はあまりヨガには惹かれずに、気功にとても魅力を感じてはまり込みました。
この本にはとても興味深い記事がたくさん書いてあるのですが、その中でもすごく興味を持って実践したのが、
セックスの40分行、でした。
セックスの時、結合状態を40分以上継続して、その合体感を味わって、最後はエクスタシーに達することなく行為を終えるとすごいことになるとゆうもの。
これをやった直後に暗い部屋で手のひらを広げて見てみるとオーラが見える、と書いてあったので、当時のパートナーと試しにやってみました。
40分間合体を続ける、というのも相当きついと言うか、そんなに長時間、結合状態を続けること自体が耐久力がいることで、それこそちゃんとした意図がないとできませんし、40分間持続して穏やかにゆっくり合体してエネルギー交換すること自体、なかなかできることでがありません。途中で快楽にまけて激しくなってエクスタシーに移行するか、もしくは気持ちが持続せずに冷めてしまうことが大半だと思います。これはチャレンジしてみるとわかることで、私は生涯で何度かこの行にチャレンジしましたが、成功してオーラを観ることができたのはその時の一回だけでした。当時は若かったせいもあったのかもしれませんが。
40分結合をした後、二人で手のひらを開いて指と指の間を暗い部屋で見てみると、
なんと、薄い蛍光色のむらさき色のモヤモヤと動くオーラをちゃんと見ることができました。
子供の頃はよく大きな木の枝の先の葉っぱのまわりにモヤモヤとしたエネルギーをよく観察していたのを覚えていますが、大人になってオーラが、それも色つきで見えたのは、その時が初めてでした。
セックスを肉体的な快楽ではなく、もっと精神的エネルギー的な視点で考えさせられたびっくり体験で、その時は二人でとても驚いて、感動したことを覚えています。
そのほかにも、こころの健康として、東洋的スピリチュアル思想について、儒教、道教からインド哲学、仏教、日本の神道から合気道の精神性など
幅広くそのエッセンスがしっかりと記述してあり、とても勉強になる本だと思います。
野口式整体、東條百合子さんの自然療法など、日本人の天才治療家の存在を知ったのもこの本を読んだおかげです。
とにかく私が健康やスピリチュアルに初めて興味をもつきっかけになった大切な本で、とてもよい本で貴重だと思うので、ここに紹介してみました。
東洋医学の入門書としても最高だと個人的に思いますので、興味ある方は是非一度チェックすることをおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆様の幸せで健康な毎日を心から祈ります。