君のために 9話
賀喜:あ~~~きつい
遠藤:どうしたの?朝から
賀喜:さくちゃんに勝つためにいっぱい勉強してるの!
遠藤:私は計画的にやってるよ
賀喜:うっ、さくちゃん強い…
○○:おはよ、なに話してたの?
賀喜:期末テストさくちゃんと勝負してるの
○○:へ~、前の成績だったらさくらだよな
遠藤:当然!
○○:じゃあ遥香、勉強教えようか?
賀喜:いいの?
遠藤:だめだよ、2人の勝負だから他人の介入はなし!
○○:お、おう
なんかごめん頑張って
休み時間になっても賀喜は勉強して、昼休みにも勉強
狂ったように勉強していた
○○:遥香…?
賀喜:ん?どうした?
○○:すごい勉強してるけどなんかあるの?
賀喜:うん、とても大事なことがあるの!
○○:それは聞いてもいい?
賀喜:言えない
○○:そっか、じゃあ俺もう帰るね
賀喜:うん、私もう少しやってから帰るから
○○は1人で帰っていると前に
遠藤と山下が一緒にいた
山下:へぇ~、○○と夏祭りに行く権利を期末テストで決めてるのか
遠藤:そうなんです!だからかっきーに負けるわけにはいかなくて
山下:それは負けられないね、で私はどうやったらその権利もらえるの?
遠藤:え?山下さんも○○君と夏祭り行きたいんですか?
山下:当たり前じゃん
○○:なんの話をしてるの?
遠藤:わ!びっくりした!
○○:2人が前歩いてたから
山下:○○!私と夏祭り行こ?
○○:夏祭り?美月と?いやですよ(笑)
山下:え?なんで?
○○:そういう関係じゃないですか
山下:でもキスもしたし一緒に寝たじゃん
なのに?
○○:(遠藤がいるのに言いやがった)
遠藤:○○君どういうこと?
○○:い、いやこれには深い訳が
てか美月!他人にバレないようにするって約束は?
山下:そんな約束したっけ?(笑)
○○:さくら、誤解しないでくれ
遠藤:山下さんと付き合ってたの?
○○:いや、そういうことじゃないんだけど
山下:じゃあまた明日ね!バイバイ
○○:(なんなんだ、あの人は)
遠藤:ねえ!詳しく聞かせて!
○○:はい…
○○はいい彼氏になるための練習として疑似カップルをしていたことを素直に伝えた
遠藤:ふーん、じゃあ○○君は山下さん以外の人と付き合いたいわけだ
○○:そうなるね
遠藤:今私かなり不機嫌で怒ってます
○○:ごめんなさい
遠藤:それだけ?そんなのじゃいい彼氏になれないよ
○○:もう美月と関わらない
遠藤:そんなの当たり前!
私とデートしてくれたら許してあげる
○○:そんなのでいいの?
遠藤:私にとって○○君とデートってとんでもなくビッグイベントなの!
それともう怒ってないからいつもの○○君に戻って!
○○:はい!さくらありがとう
あ、あそこのスイーツおいしいから行こう
遠藤:今?
○○:今
もちろん、デートは違う日にちゃんと行こうね
遠藤:じゃあ行こ!勉強してたから甘いの食べたい気分だったの!
○○と遠藤は一緒にスイーツを食べた
そしてテスト当日
賀喜:(やってきたことをやるだけだ)
遠藤:かっきー頑張ろうね!
賀喜:うん!
テストが始まり
簡単に解いていく者もいれば、勉強した来たことを思い出そうと必死な者もいた
テスト前1週間本気で勉強してきた賀喜は燃え尽きていた
賀喜:ボー
○○:お疲れ、はいよジュース
賀喜:あ、ありがとう
○○:はい、さくらもお疲れ
なんで2人が急に勉強し始めたかわからないけど
遠藤:こんなにやっても○○君には勝てないんだろうな~
賀喜:勝ちたいよ~あんなに頑張ったんだから
先生:はーい、テスト返していくぞー
一人一人返却されていき全て返された
遠藤:どうだった?5科目だけね
○○:450だった普通だね
遠藤:私からしたらめちゃくちゃ高いけどね
○○:さくらは?
遠藤:329だった
前回より50は上がった!
○○:それは頑張ったな!すごいよ
で、遥香は?
賀喜:430…
○○:たっか!前回は?
賀喜:306
○○:どんだけ勉強したんだ
スゲーな
遠藤:…
○○:今日は俺用事あるから先に帰ってるな
じゃあね
遠藤、賀喜:バイバイ
遠藤:負けちゃった~
じゃあ夏祭りはかっきーだね
楽しんできてね
賀喜:(いざ勝つとさくちゃんになんて言えばいいかわからないね)
ありがとう
遠藤:大丈夫!私は○○君と夏祭り以外でデートしてもらうから
賀喜:うん!次ももしあったら勝負しよう
遠藤:そうだね、やろうか
次回○○と夏祭り
賀喜想いを伝える!?