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君のために 17話

今は授業中
賀喜は机に伏せて寝ていた

先生:おーい賀喜~
起きろ~

○○:(笑)

遠藤:(笑)

賀喜:はっ!○○!

先生:○○?○○がどうした?

賀喜:あ、いや夢っていうか妄想というか…(笑)

先生:なに言ってるんだ(笑)
よかったな○○、寝てても○○のことを想ってるってさ

○○:あざす

先生:じゃあ賀喜これ答えてみろ

賀喜:え~わからないです

先生:じゃあ起きてろよ
じゃあ○○

○○は問題なく答えると

先生:さすがだな○○は

こんなことがありながらも授業が終わる

○○:遥香、寝不足?大丈夫?

賀喜:昨日夜中まで起きてて眠くなっちゃった(笑)

遠藤:お肌にも悪いからちゃんと寝ないと

賀喜:○○が悪い!

○○:え、なんで

遠藤:もしかしてまた電話してたの?

賀喜:そう!好きとか言ってきて
そんなの言われたら寝れるわけないよ

遠藤:それは○○が悪いね

○○:ひでーな(笑)
トイレ行ってくるわ

○○がトイレに向かうと

✕✕:お~奇遇だね

○○:いやだよ
なんでお前と用を足すんだよ

✕✕:いいじゃん
最近女の子が周りに増えたね、嬉しい?

○○:いい迷惑だよ
お前は新しい女の子捕まえた?

✕✕:勝手に増えていくよ

○○:さすがモテ男だな
じゃあお先に~


トイレの前には✕✕のファンがいっぱいいた

○○:おいおい邪魔だよ(笑)

その中をかぎ分けて教室に戻ると

賀喜:これがいい匂いなんだよ
さくちゃんも嗅いでいいよ

遠藤:あ~確かにいい匂いだねうう

○○:なにしてるの?俺の体操服で

賀喜:あ、これは違うの!
話せばわかるって

○○:いや、もう話すことなんてない!

賀喜:さくちゃんだって嗅いだもん!

遠藤:え!

○○:そうやって友達を売るなよ

○○:まぁいいや
遥香が変態だってわかったから

賀喜:いやだっていい匂いだったんだもん
ね?さくちゃん?

遠藤:う、うん
ごめんね、○○君

○○:さくらはいいよ

賀喜:なんでよ!なんで私だけ!

○○:さくらは謝ったもん

賀喜:くぅ~ごめんなさい

○○:いいよ(笑)
可愛かったから

そのあと筒井が合流して4人で帰っていた

筒井:え~私も○○の体操着嗅ぎたい!

○○:だめに決まってるだろ(笑)

賀喜:あ、昨日電話で言ってたバイトはどうなったの?

遠藤:○○君バイトするの?

○○:うん、これから行ってくるよ

賀喜:どこでバイトするの?

○○:来るから教えない

○○以外:え~~~

○○:じゃあね
また明日

そのまま○○はバイト先に向かった

○○:よろしくお願いします!

一ノ瀬:お!新人だ!しかもかっこいい!
高校1年でしょ?同い年だからよろしくね

○○:はい、お願いします

一ノ瀬:私は一ノ瀬美空
○○君が一人前になるまで私が教えます!

○○:頑張ります!

一ノ瀬:もう敬語いいから美空って呼んでね

○○:うん、美空ね

○○がどこでバイトしてるかというと

一ノ瀬:○○~から揚げ定食1つ!

○○:は~い

○○は定食屋でバイトしていた
賄いが食べられるからここにした

一ノ瀬:はい、お疲れ様!
はいこれ美空特性チャーハンです!

○○:ありがとうパク
わ!おいしい!料理うまいね

一ノ瀬:将来は○○のお嫁さんになるからね

○○:いやならないよ

一ノ瀬:またまた~(笑)

○○:でももう暗いんで送るよ

○○は一ノ瀬を家に送り初バイトが終わった

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