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時にはバカになれ

なんとなく目が合って照れ笑いする君に気づかぬうちに惹かれていた

高校生になって2ヶ月それなりに友達も出来て楽しい毎日だが
高校といったら恋愛は欠かせないだろう

ということで気になってるのがあの子だ!

5,6人でワイワイしてる

女子1:かっこいいって~

女子2:えーそうかな?ゆーづはどう思う?

中嶋:かっこいいよね~


そう今しゃべった中嶋優月が気になってるんです
たまに声かけられるだけで幸せ

そんなある日
ちょっと早めに教室に行ったら中嶋さんが1人でノートを読んでいた

無言も気まずいし、なにより話しかけるチャンスだからと思って

○○:中嶋さんおはよ、勉強なんて偉いね

中嶋:わっ!ビックリした~、おはよ

○○:毎日この時間に来てるの?

中嶋:いや今日たまたまだよ
○○君こそいつもこの時間?

○○:いやたまたまだね(笑)

中嶋:じゃあ一緒だ(笑)

そんな俺ら付き合ってるのかと思ってしまうような会話をしてると中嶋さんの友達の的野さんが来た

的野:え!ゆーづ!来て来て!

的野さんに呼ばれた中嶋さんは俺にじゃあねと言って教室を出ていった

的野:○○君と話してたの?

中嶋:うん

的野:出来たの?

中嶋:自然といけた
でもノート見られそうで危なかった

的野:あっぶな(笑)
あのノート○○君攻略本だもんね

中嶋:この流れで○○君と一緒に帰ろって誘おうかな

的野:絶対いける!行って来い!

中嶋は○○がいる教室に再び入った

中嶋:○○君!今日さ!一緒に帰らない?

○○:うお!急に大声出さないでよ(笑)
いいよ帰ろ

俺は頑張って平然を装っていたけど飛び回りたいほど嬉しかった
朝からこんなことがあったら授業なんて身が入るわけもなく
あっという間に放課後になった

○○:中嶋さん、帰る?

中嶋:帰る

歩いて帰る2人
朝はあんなに会話が出来たのに今出来ない
でもこういう時こそ

○○:中嶋さんって明るくてほんとにいい人だよね

中嶋:急になに(笑)

○○:いやみんなが中嶋さん好きな理由わかるなって思って

中嶋:みんな好きってどういうこと?

○○:男子の中で中嶋さん好きって人めっちゃいるんだよ

中嶋:へ~、モテモテじゃん私(笑)
でもそんなこと言ったら○○君だってかっこいいって言われてるよ?

○○:ほんと?モテすぎも困ったもんだね(笑)

中嶋:お互いモテるね!(笑)
この際付き合っちゃおうか(笑)

○○:え~そんな感じで?
もう言うけど俺は中嶋さんのこと好きだよ

中嶋:えーーー!!!

○○:そんな驚く?(笑)

中嶋:だって噂で○○君好きな子いるって聞いたから

○○:それが中嶋さんだよ
いや中嶋さんじゃない

中嶋:え?ウルウル

○○:優月が好きだったんだよ

中嶋:○○たん❤

○○:たん?(笑)

中嶋:○○たん好き❤

○○:急にキャラ変わったね(笑)
可愛いねナデナデ

中嶋:ねぇまだ付き合ってないよ?

チュッ

中嶋:え?///

○○:付き合おう、ゆったん

中嶋:○○たん❤

次の日からとんでもないバカップルが誕生したと学校で有名になった







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