君のために 2話
賀喜遥香は1階エントランスで○○を待っていた
賀喜:まだかな?まだかな?(笑)
二人で登校する、そう考えるだけで頭は幸せでいっぱいだった
そのときエレベーターから○○が出てきた
○○:ごめん、待たせちゃった
賀喜:ううん、全然待ってないよ
ほら、もう行こ!
○○:そうだね
二人は登校していると周りから声が聞こえる
A男:賀喜さんと○○って付き合ってるのか?
A女:○○君に近づかないでほしい!
など色々聞こえる
賀喜:なんかごめんね
私のせいで○○君に迷惑かけて
○○:俺は迷惑なんて思ってないけどな
周りの声なんて関係ないだろ
賀喜:そうだけど私は気にしちゃうな~
○○:遥香は優しいから周りの声も気にしちゃうんだろうな
賀喜:そうなのかな?
あ、さくちゃーん!
遠藤:あ、○○君とかっきー!
お似合いだね(笑)
○○:そんなんじゃないよ(笑)
遠藤さんも一緒に行こう
遥香もいいよね?
賀喜:うん!もちろん
遠藤:かっきーのことは遥香呼びなのに私は違うんだ(ムゥ)
○○:(ほっぺふくらまして可愛いな)
じゃあさくらでいい?
遠藤:うん!
賀喜:今日は体育祭の出る競技決めるんだよね
○○:確かにそんなこと言ってたな
遠藤:○○君はなに出るの?
○○:どうせ色別リレーとかでしょ
賀喜:○○君足速いって噂聞いたことある!
遠藤:私も!期待してる!
○○:やめてよ(笑)
遠藤:○○君また色んな人に告白されちゃうね
○○:困っちゃうな~(笑)なんてね
賀喜:(そうだよな、こんなかっこ良くて優しいんだから告白されるよな
体育祭に私もしないと取られちゃう!?)
○○:遥香?顔怖いよ?
体調悪いの?
賀喜:あ、い、いやなんでもないよ、大丈夫!
○○:ならいいけど
そんなこんなで教室まで着いた3人
体育祭の競技を決める時間が来た
先生:よし、体育祭の出る競技を決きめよう
まずは色別リレーだな
50m速いやつでいいか?
数名:いいよー
先生:じゃあ男子は50m5.27秒の○○な
○○:はーい
賀喜:(5,27!?なにそれ速すぎるでしょ)
先生:で女子は6.98で賀喜な
賀喜:え!私!?
先生:○○と賀喜よろしくな
賀喜は○○のほうを見るとこっちを見て笑ってた
賀喜:(好きすぎる、かっこいいしかわいいもいけるの強すぎる///)
その後遠藤は障害物競走に決まってこの日は終わった
そして3人でまた下校をしていると
筒井:○○~!ギュ!
○○:わ!あやめ抱き着くなよ
賀喜:筒井さん!(いいな~私もギュってしたい)
筒井:この泥棒達と帰って楽しい?
遠藤:泥棒ってなによ
仲良く帰ってるだけじゃん
筒井:○○に近づかないでよ
○○:あやめ、それやめな
俺はあやめのものじゃないよ
みんなで仲良くしよ
筒井:わかった
よろしくね、遠藤さん賀喜さん
遠藤、賀喜:うんよろしく!
筒井:ところで二人は○○のこと好きなの?
賀喜:え!面白いね~あやめちゃん(やっば!バレバレなのか?)
遠藤:○○君がモテる理由はわかる気がするな~
○○:さくらにそんなこと言われたら照れちゃうよ(笑)
賀喜:(○○君がさくちゃんに照れてる!?)
(取られちゃう~)
賀喜は焦ったのか○○の腕を組んだ
○○:ん?どうした?
○○の腕を無意識のうちに組んでいた賀喜は混乱状態だった
○○:遥香?大丈夫?
賀喜:はっ!む、虫がいてさ、びっくりしちゃって
○○:急に虫来たら怖いもんね
で、いつまで組んでるの?
賀喜:ごめん、嫌だったよね
○○:嫌ではないけど、さくらとあやめがすごい見てるからさ
遠藤:羨ましいな~かっきー
筒井:私は何回もやったことあるし!
遠藤:モテ男は違うね(笑)
○○:それはバカにしてるだろ(笑)
次回体育祭!