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籠球にかけて 2話

女1:○○君おはよう、初めての朝練だね

○○:うん

○○はあまり気にせずに自分の準備を始める

まずはバッシュの靴紐を結び、体育館の床を雑巾がけする
その後ランニングし、ストレッチする

女1:早くバスケしないの?w

○○:黙ってろ

女1:は?

後ろから達也が来た

達也:邪魔しちゃダメだよ

女1:だってずっとバスケしないんだもん

○○:お前スポーツなめてんだろ
マネージャー向いてない

達也:はい、言い過ぎ
○○落ち着いて

達也:君さ、○○目当てでマネージャーになったんだろうけど、それって選手もマネージャーもバカにしてるよね?w
やめてもらっていい?

女1:なんなの、まじウザイ!
いいよ!やめるよ

女1は足早に体育館を出ていった

○○:達也のほうが言い方きついな

達也:大分やさしめに言ったけど

○○:その発言により怖さが増した

美月:おはようー、早いね

久保:おはよー

○○:練習の時間は限られてるから

そういうと○○と達也はフットワーク、ハンドリング練習を済ますと
先輩たちがやってきて、軽いシューティングをすると朝練が終わった

そして放課後

長瀬:一年生の実力をみたいので俺たちと2クォーターでやろう

はい!

当然○○と達也はスタメン他の三人は○○が選んだ
先輩チームはフルメンバーで出てきていた

前半10分は先輩たちが圧倒的な試合をし

35‐17
と約20点差開いた

一年生サイド

○○:うん、長瀬さんだけだね

達也:そうだね

1年A:無理だよ、君たち全国出てたならボコボコにしてよ

1年B:ホントだよ、実は大したことないんじゃないの?

1年C:そのくせ偉そうに指示しやがって!

美月:ちょっと!喧嘩してる場合じゃないでしょ

○○:いいよ、言わせておけよ
まだ試合が終わってないのにグチグチいうやつの言葉なんて聞くだけ無駄

1年A:この三人お前が選んだろ!
何今更文句言ってるんだ!

○○:やる気のない3人を選んだだけ、早めにやめるタイミングを提供してあげてるんだからやさしいって言ってくれ

1年A:くそっ!

そして後半

久保:え、すごすぎない?

美月:うん、私もビックリしてる

達也:ナイシュー○○

○○:ナイスパス

長瀬:こりゃバケモンだw

○○はダブルチームされようが関係なく簡単に点を取る

残り時間15秒 60‐59
一年生が1点ビハインド
そこで任されるのはもちろん○○

○○:ひとりで抑えられるんですか?

長瀬:二人だと守りづらくてねw
どの道一人で守れないと負けたも同然だから

○○は視線を左に向けた
長瀬はそれに気付き止めに入った瞬間、逆をつかれた

○○はもうレイアップの体制でボールはゴールに入っていた
試合は一年生の勝利で終わった

達也:○○ナイス

○○:うん、ねー君

白石:ん?

○○:名前は?

白石:白石優

○○:だよね、覚えてる
中学の地区大会で俺をディフェンスしてたでしょ?

白石:覚えてるんだな

○○:全国行ったってお前よりディフェンスうまいやつなんてそういなかったからな
一年だろ?よろしく

白石:よろしく

帰り道

久保:達也くん凄かった!パスがビュン!って

達也:ありがと、褒められると照れちゃうなw

美月:なんか二人いい感じだね、○○

○○:楽しそうで何より

美月:○○もすごかったよ?あんなに簡単に点って入るの?って思うくらい入ってもん

○○:難しいことはしてないからね

美月:へー、かっこいい!

○○:ありがと


次回○○と美月が急接近


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