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籠球にかけて 7話(試合)

 

   1番PG 鈴木達也 170㎝ 1年
   2番SG 松本○○ 175㎝ 1年
   3番SF 白石優  179㎝ 1年
   4番PF 長瀬亮太 183㎝ 3年
   5番C 梅澤悟  190㎝ 2年

悟がジャンプボールに勝つとそのボールを達也が拾い一気に前線へ投げる
その先には○○
○○はわざわざ3pラインまで下がりシュートを放った
ゴールに入るのを確認する前に振り返り達也にナイスパスと合図を送る

シュッ!

会場が沸く

わーーー!
すげーーーーー!

早川:さすがだね

徹:○○は自分のシュートに絶対的な自信を持ってるからな
いつもあんなにシュート練してたら自信もつくわ

早川:じゃあ徹もやればいいじゃん!

徹:見てるだけででも吐き気がするんだぞ、絶対にシュートが入るようになると言われてもやりたくないね

早川:そんなにすごいんだ

徹:○○の影に隠れてるけど達也なんだよな~
点を取るやつがすごいのなんて当たり前
達也はいかに簡単に点を取らせるか、これがうまいんだ

早川:どれどれ見てみましょうか

長瀬:達也!パスくれ!

達也:悟さん!スクリーン来て

悟:オッケー!

悟が達也にスクリーンをかけた瞬間相手ディフェンスのずれが生まれた

達也:長瀬さん!はいよ!

長瀬:ナイスパス!

長瀬の前には誰もいない、簡単に点を決めた

早川:あー今の分かりやすかったね

徹:もう乃木東は万年1,2回戦負けのチームじゃなくなるよ
ライバルになるかもな

早川:やっぱり?w
だって○○はかっこいいもん!

徹:なんだそれは…
最後まで見る必要ないな

早川:もう行くの?

徹:俺らと戦うまで見ないことにしよう

早川:あ~あ、○○最後まで見たかったな~

○○:もういいだろ

達也:だね

優:30点差か…

 98-68 試合終了

美月:お疲れ!○○!

○○:うん、まーこんなもんじゃん

達也:上から見てたね、徹

○○:な、徹とはやくやりたいな

達也:トーナメント的に当たるのは決勝だね

久保:達也お疲れ!今日は点決めなかったの?

達也:俺が決めなくても勝てるしね

久保:点決めなくても達也が1番だったよ!
さぁ帰ろう?

達也:ありがとう
史緒里と帰るね、○○

○○:はーい

与田:○○?私達も帰ろ?

美月:私も一緒に行く!

○○:くっつかないでくれ、二人とも
俺が悪く映る

美月:○○が疲れてるから癒しを与えようと思って

与田:そうそう!疲れたでしょ?

○○:疲れてない

美月、与田:え…

3人は電車に乗り、満員電車の中○○は二人を守るように立っていた

美月:嬉しいなぁ、○○に守られてる

与田:これが包容力!

○○:うるさい、静かにしとけ

ツンツン
指で○○の体をつつく

○○:どうした?

美月は○○の耳元で

美月:ありがと、守ってくれて

○○はいつも無反応だが、今回は感謝の気持ちが伝わったのか少し照れていた

○○:危ないからこうしてるだけ

美月:照れてる~w

○○:うるせーぞ

その後何事もなく3人は家に帰った
ちなみに与田は立ちながら寝ていた

次回美月○○に勇気の電話


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