君のために 8話
○○と山下がキスをした次の日
賀喜:昨日美月さんと帰ってどうだった?
○○:普通に可愛かったな
遠藤:ムゥ…
○○:さくらもかわいいよ
もちろん遥香も
賀喜、遠藤:///
山下:○○!こっちおいで!
○○:なんですか?遥香とさくら先に行ってて
山下と二人きりのになる
山下:私の彼氏になってよ、お願い!
○○:いやさすがに無理ですよ
山下:なんでよ、私はこんなに好きなのに
○○:ゆっくり関係を作って行きましょ?
山下さんだって急に付き合ってって言われても付き合わないでしょ?
山下:○○に言われたら付き合うもん!プク
やっぱりさくらとかっきーが好きなんだ
○○:ずっと一緒にいるから好きですよ
山下:私のことは?
○○:まぁまぁですね
山下:ねぇ?提案あんだけどさぁ
いい恋人になる練習相手として付き合お?
○○:どういうことですか?
山下:いつか誰かと付き合ったときに恥ずかしいことにならないように疑似カップルになろうってこと
○○:それならいいですよ
他の人にバレないようにするなら
山下:うん!それは守る!
こうして山下と○○の疑似カップルが誕生した
学校につくと
賀喜:美月さんとなに話したの?
○○:特に大した話じゃないよ
遠藤:へえ~
賀喜:で、もうすぐ夏休みだけど
遠藤:ね!どっか行きたいね
賀喜:夏祭りもあるもんね(○○君と2人で行きたい!)
○○:(いつも3人だけど夏祭りは2人で行くべきだよな)
男友達:○○!次体育だから行こ!
○○:了解!
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賀喜:○○君かっこいいな~
遠藤:ねぇ~
賀喜:夏祭りどうする?○○君と2人で行きたいよね?
遠藤:うん、テストで勝負だね
期末あるし
賀喜:いいね!
遠藤:真剣勝負だからね?
賀喜:もちろん!
ーーーーーーーー
山下:○○、もうすぐテストだけど大丈夫なの?
○○:平気ですよ、山下さんこそ大丈夫なんですか?
山下:ギリギリ平気
○○:なにそれ
山下:てか美月って呼んでよ
疑似とはいえカップルなんだから
○○:美月ね、OK
山下:で、あの2人にはバレてない?
○○:バレてない、と思います
山下:ってことで私の家来て
NOはないから
○○:はい…
そして○○は山下の家に向かった
山下:いらっしゃい、早く!バレる前に
○○:お邪魔します
入った途端に山下が急変した
山下:○○?好き!大好き!
○○:え?
山下:とりあえず私の部屋行こうか
山下の部屋に入ると
ギュー
○○:急にどうしたんですか
山下:ほら!恋人が抱きついてきたらどうするの!
○○は山下の頭を撫でながら反対の手で腰を持ち抱き寄せる
山下:もう100点
あ~幸せ
ねぇちゅーは?
○○:しないですよ(笑)
山下:美月の唇にちゅ~して?ウルウル
○○:泣くにはずるいですよ
そう言うと山下が尖らせている唇に唇を重ねた
そして離れようとすると
…離れない?
山下:(絶対に離さない)
○○:(美月の舌が絡まってくる…)
ぷはぁ!
山下:いっぱいしちゃったね(笑)
○○:恋人じゃないのにやりすぎですよ(笑)
山下:恋人じゃないなんて言わないでよ
○○:あ、ごめんなさい
山下:じゃあバツとしてギューしながら寝よ
○○:しょうがないですね
おいで
○○は両手を広げると
とんでもない早さで山下が飛び込んできた
○○:痛っ(笑)
はい、寝よ
山下:うん!足も絡ませて~っと
2人はしばらく寝たあと○○は自分の家に向かっていた
○○:なんかすごかったな~(小声)
賀喜:○○君…?
○○:ん?遥香こんな所でなにしてるの?
賀喜:バイトの帰り
○○:お疲れ様、もう暗いから家まで送るよ
賀喜:ほんと?やった(笑)
賀喜と隣を歩いてると手が時々触れる
○○:遥香?
賀喜:ん?
○○は賀喜の手を握った
賀喜:え?
○○:嫌だった?
賀喜:いいえ、全く
バイトの日さ、○○君が良かったら一緒に帰りたいんだけど
○○:なに、遥香がバイトの日にわざわざ俺が迎えに行って家まで送れってか?(笑)
賀喜:そ、そうだよね
都合良すぎだよね
ごめんなさ…
○○:いいよ!遥香との時間増やしたいし
賀喜:やった!
○○君と話してたらもう家着いちゃう
○○:じゃあまた明日だね
賀喜:うん!ありがと!また明日
次回期末テストと山下暴走