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籠球にかけて 10話(試合)

乃木東高校
鈴木達也 170㎝ PG 1年
松本○○ 175㎝ SG 1年
白石優  179㎝ SF 1年
長瀬亮太 183㎝ PF 3年
梅澤悟  190㎝ C 2年

乃木工業
近藤充  172㎝ PG 2年
清田秀雄 176㎝ SG 1年
加藤祐輔 180㎝ SF 1年
坂本ポール 193㎝ PF 2年
近藤剛  200㎝ C 3年

両チーム整列

お願いします!

梅澤悟と近藤剛がジャンプボールをするが10㎝の差は大きく相手ボールで試合が始まる

最初はお互いに決め2-2

祐輔が攻めて来る、わざと○○のところに突っ込んで来る

ガンッ!

○○は祐輔とぶつかり倒れる

達也:○○大丈夫か?

○○:大丈夫

長瀬:おい!頭から血が出てるぞ

美月:○○一旦ベンチ下がろう

祐輔:ごめんな○○

○○:気にすんな、試合ならよくあることだ

剛:すまんな

○○が抜けた乃木東高校は達也が引っ張っていくしかなく
相手もそれを見抜いて達也にWチームを仕掛けて苦し紛れのシュートを打たせる
その結果1クォーター 13-29

○○:よし、次から出れる

達也:はぁはぁ

○○:(達也がこんなに疲れるのか、さすがは全国レベル)

美月:○○大丈夫?無理はよくないよ

○○:俺なしじゃ勝てないのがわかったろ

優:確かに、認めたくないけどあの祐輔ってやつはうまい

悟:ゴール下も剛ってやつがでかくて敵わない

長瀬:ポールも日本人離れしてる

与田:みんな諦めかけてる?

久保:でも力の差は歴然だったよ

○○:行くか…

そして2クォーターが始まる

秀雄:おい!○○!俺を覚えてるか?

○○:知らん

秀雄:お前にやられてから俺は練習して強くなったんだ

○○:やられる前から練習しておけ、あほ

○○は秀雄からボールを弾きレイアップを決めようとしたが後ろから祐輔がブロックをして来た

だが○○はそれさえもお見通し
祐輔の更に後ろにいた達也にパスをして達也がレイアップを決めた

祐輔:くそっ!

○○:バレバレだよ祐輔

○○がいるおかげで点差は縮まる
4クォーター 残り時間2分 87-93

悟:○○!こっちだ!

悟は○○がフリーになるようにスクリーンをかける
そして○○はフリーになり達也からボールを受け取る

奇しくも○○が中学の時の決勝で外したシュートと同じシチュエーションだ
だが○○は難なく3pを決めた

○○:外すわけねーだろ!!!

美月:あんな熱くなってる○○初めて見た

90ー93

観客はこれ以上ない程沸いていた

祐輔:さすがだな
でもこれはどうかな?w

祐輔はまた○○に突っ込むが○○は避けた
祐輔はレイアップを決めた
着地の瞬間に○○の膝を絡めた

次の瞬間
○○:ククッ…アーーーーー!

○○の足は変な方向に向いていた

達也:おい!今のわざと○○のところに着地したろ!

長瀬:○○!大丈夫か!

美月:いやーーー!

祐輔:悪い○○…わざとじゃないんだ

○○は病院に運ばれた
3点まで詰めた点差も○○なしでは逆転どころか点差は広がる一方
92ー105

乃木東高校のIH予選は終わった…

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