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君のために19話

賀喜は目を覚ました
昨日のこともあり目覚めのいい朝ではなかったが
学校は行かないと○○と話せない
だから行かないと

無理矢理体を起こして学校に向かう

○○はというと
いつも通りの朝を迎えていた

○○:あー今日遥香と話して決めないといけないのか
面倒だな~
なにがいつも通りの朝だ!
だるいわ

まーそんなこともありながら○○も学校に向かう

遠藤:あ、かっきーおはよ

賀喜:お、おはよ

遠藤:なんかあった?

賀喜:うん…

賀喜は昨日起きたことを話した

遠藤:じゃあまだ完全に別れたわけじゃなくて今度ちゃんと話し合いで決めるんだ

賀喜:まぁそういうことだと思う

遠藤:私のせいだよね…
私が○○君のそばにいたのがいやだったんだよね

賀喜:でもしょうがなかったもんね
それを我慢できなかった私が悪いんだと思う

遠藤:そんなことないよ
ちゃんと○○君と話せば分かると思うよ
○○君も冷静じゃなかったんだよ

賀喜:そうかな~もう元には戻れない気がしないよ

遠藤:ちゃんと話し合おう

そんなことを話していると
教室の扉が開いた

○○:おはよ

賀喜:(きっと私に言ってるけど顔をあげれない)

○○:遥香…おはよ

賀喜:あ、うんおはよ

遠藤:○○君、ちょっといい?

○○と遠藤が廊下に出た

○○:遥香から聞いた?

遠藤:うん、聞いていいかわからないけど
別れちゃうの?

○○:んー出来れば別れたくはないよ
けど遥香による

遠藤:許してあげてほしい、お願い!

遠藤は頭を下げていた

○○:やめてよ、顔上げて
今日話す気でいるから遥香と一緒にいてあげて

遠藤:うん…わかった

2人は教室に戻ってきた

○○:遥香きてくれない?

賀喜:うん…

また廊下に出る

○○:今日放課後話そう
さくらも来るから

賀喜:わかった
もうあんな事しないから許して欲しい

○○:うん、ありがとう
でもちゃんと後で話そ

それからの賀喜はもう放心状態だった
あっという間に放課後が来た

○○:遥香、さくら行こうか

遠藤:どこで話すの?

○○:駅前の公園でいいだろ

賀喜:わかった

3人は無言で公園に向かった

○○:2人ともベンチ座っていいよ

遠藤:まず2人はどうしたいの?

賀喜:別れたくない…

○○:それは俺も
でも遥香が変われないなら一緒にはいられない

賀喜:変わるから、お願い…

○○:うん、でも正直まだ信用できない

遠藤:でもかっきーすごい反省してたんだよ
どうか今回は許してあげてほしい

○○:うん…
まぁ俺も悪かったからな

遠藤:じゃあ別れない?

○○:うん、俺はそうしたいからね
でも美空のことは今後も送るから許して欲しい

賀喜:うん…
ありがとう

○○は泣いている賀喜を思いっ切り抱きしめた




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