噓は危険 麗奈夏鈴
朝起きるといつもの光景
カーテンを開けると生憎の雨
○○:今日は大学休んじゃおうかな~
なんかスマホから嫌な音が…
○○:やっぱり電話だ、しかも相手は
電話に出た○○
○○電:もしもし?
守屋電:○○~、どうせ休もうとか考えてたでしょ?
麗奈にはお見通しだよ
○○電:体調が悪くてな~(噓だけど)
守屋電:え!大丈夫?
○○電:うん、大丈夫だから麗奈は大学行きな
守屋電:いや○○が心配だから家に行く!待っててね
○○電:あっ、待ってうsブチッ
切られた
ヤバい、麗奈が家に来る
○○:あ~変な噓つかなきゃよかった
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ピンポーン
来てしまった…
守屋:麗奈だよ~
○○:うん、今開ける
玄関を開けると
守屋:○○、大丈夫?心配したよ
○○:とりあえずあがって
麗奈を家に入れると
守屋:もう!○○、洗濯物ちゃんと片付けて!
○○:関係ないだろ麗奈には
守屋:関係あるもん…ボソッ
守屋:てか体調は?色々買ってきたんだけど
○○:ありがと、でも体調はもう大丈夫だから帰っていいよ
守屋:あ、もしかして噓ついた?
○○:うん…ごめん
守屋:ん~~~
守屋の顔がぷく~と膨れていく
守屋:バカバカバカバカポカポカ
○○:痛い痛い
守屋:許してほしい?
○○:うん
そういうと守屋は怪しげな笑みを浮かべた
守屋:じゃあ○○は麗奈を1日甘やかすこと!わかった?
○○:え~しょうがないな
守屋:へへへへっ
○○:おいで
○○が両手を広げると守屋が突進してきた
○○:お!すごい勢いだな(笑)ヨシヨシ
守屋:嬉しい~
守屋は幸せな時間を過ごしてると○○のスマホが鳴った
守屋:○○、電話だよ~
相手は…夏鈴ちゃん
○○:あ、そう
まぁ後でいいかな~チラッ
守屋:なんで?今出ればいいじゃん
○○:だって今は麗奈といるんだから麗奈と楽しみたいじゃん?ドキドキ
守屋:へへへへっ○○~ギュ
なんとか切り抜けた
夏鈴からの電話は恐らく
なんで大学来ないの?誰かといるの?女?私は?その子は○○のこと幸せに出来るの?とかそんなところだろう
もし電話に出てみろ、今度は今俺の胸で顔をすりすりしてる麗奈が面倒になるだけだ
まぁ結局こうなった時点で板挟みだったわけだ
今は夏鈴への言い訳を考えるか
すると顔をすりすりしてた動きが止まった
守屋:今、麗奈のこと考えてなかったでしょ!
○○:え?(なんでわかるんだよ、馬鹿なくせにこういう時だけ勘が鋭いな)
守屋:今日はもう許さないから!
今から麗奈と寝てもらいます!
○○:ごめん許して
守屋:だめ!あとでチューもしてもらうから!
○○:え~
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藤吉:電話出ない…女だ
私がいるのに他の女に手出すなんて許さない
敵を作るのが上手な○○だった
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