二十代
この世を生き延びていくために
私は世の中を知らなすぎる
でもその世の中とやらがなんなのか知るために
周りの大人とやらに聞いたが
びっくりするほどあてにならない
ましてやそれが20代の一歳差なら
まったくもって話にならない
知らない何かを知りたくて
何を知りたいのか知らなくて
それがなんでなのか知りたいのに
年功序列?年上を敬え?
そんな馬鹿を言うなよ
私が知りたいこと何一つ教えてくれやしない
神様、人生をどう生きていくかより
人生を知るために100年足らずの一生は
短すぎやしませんか
厨二病と反抗期を終えたばかりの若造に
人生を決めさせるのは無謀じゃありませんか
どうやったらこんな人生を
生きていけるんだろうか
やっと落ち着いたと思ったら棺桶に
入るような、そんな人生なのにさ
そこで私考えました、
この言い表せないもやもやは何なのか
いまだに結論は出ないんです
ある映画を見たらこんなこと言ってたんです、
60代になっても幸せがなんなのか分からないと。
でも私は生きてるうちに知りたい
死んでからじゃ意味がない、やりきれない
今知りたいことを、その時に知りたい
これはせっかちですか
それともそんな考え方はひねくれてると思いますか
でもそう思うのって今を必死に生きたいから、
良くも悪くもこの現状を受け入れるしかないから
20代に現れる神様なんか
必要なこと何一つ教えてくれない
人生が何のためにあるのか
輪廻転生は本当にあるのか
天国と地獄は本当にあるのか
そんなの生きてる人間には分からない、とだけ
周りの大人は言い放つ
それが答えなら私はまだまだ死ねないのです