X(旧Twitter)に関してのしょうもない話をします
この記事は完全に僕のストレス発散のためのしょうもない記事なので、これを読んでも別に何か有益な情報を得られるわけじゃないです。
なんかXのブロック機能の変更や規約の変更でXの一部界隈が吹き上がって「移住だ!」「イーロンはクソ!」「最悪!」みたいな空気を一生懸命出しています。
インターネットリテラシー教育の敗北。まあそもそもまともなネットリテラシー教育なんて今してんのかって話なんですけど。昔の方が真面目にしてたんじゃね?
適当に目次作ってアレコレ吐き出していきます。別に有益なことは何もないです。
Xのブロック機能変更
Xを開くと、突然下記のような表示がされて戸惑った方もいるでしょう。
これは以前から示唆されていたブロック機能の変更が、おそらく正式に決定したのであらかじめ通知してきているのでしょう。僕は詳しいことは知りません。
んで、これ日本語がめちゃくちゃわかりにくくて理解しづらいんですけど、要するにどういうことかっていうと
ブロックされた側がブロックしてきた相手のポストを表示できますよ。でもフォローやリプライ、リポストなどの相手と接触する行為(エンゲージメント)はできませんよ。
ってことです。
下記の記事でも読んでください。
ブロックした側にブロックした相手のポストを表示するって話じゃないです。ていうかそんなことは今でもできます。みんなやらないだけで。
それなのにブロックしたのに相手の表示が見れるんじゃ意味ないじゃん!ってキレ散らかしてた人たちがいて、僕はげんなり(婉曲的表現)しました。
自分が使ってるツールに昔からある機能も知らないし調べもしないで文句を声を大にして言う人、僕は好きではありません。まあこの言葉は自分にもブーメランで返ってくるわけですが。
ブロックした相手に自分のポストが見られたくない! っていう人の気持ちはまあわかります。が、別にブロック機能が変更されなくてもブロックされた相手のポストは簡単に見ることができるので、大して違いはないです。
ていうか見られて困ることはポストしないでください。今も昔も人に見られたくないものは鍵垢にするしかないです。インターネットの公開された場に投稿した時点で、世界中の誰もが見れるようになるという意識が無さ過ぎます。
ブロック機能が変更されようが別に普段使いする分には何も変わりはないです。ブロックした相手はこれまで通り自分には表示されないし接触もされません。
Xの生成AIについて
Xの利用規約が変更されるらしいです。まあ規約の変更自体はこれまでも何度も行われているので、別段驚くことではないです。
今回注目されているというか、一部の人にやり玉にあげられて批判の対象になっている規約の変更は以下の追加部分です。
要するに「Xに投稿されたコンテンツは生成AIの学習に使用されることに同意します」ってことです。
これはいきなりこんなことを言い出しているのではなく、以前から行っていたけど文章化していなかったことを今回改めて利用規約に明文化しただけです。だって前からGrokとかいう生成AIは存在していて、Xから学習してるって言ってるんですから。
利用規約が変更されてから急に学習に使われるとか、そういう訳じゃないです。それなのに今更のように「X使ってると勝手に自分のコンテンツがAIに食われるぞ!」とかデカい声で周りを扇動しているアカウントがたくさん出てきて、僕は辟易(婉曲的表現)しました。
ぶっちゃけほとんどの生成AIの学習データセットは著作権者に無断で著作物を利用している(明確に享受する目的がない限り違法ではない)中で、Xは「あなたの作品を生成AIの学習に使わせてもらうね」って言ってきてる分むしろフェアで優しいまであります。嫌ならX使わないでねってことなので。
コンテンツの無償利用の規約について
あとは別に今更増えた規約じゃないのに何故か吹き上がってるのが以下の部分です。
要するに「X運営はXに投稿されたコンテンツを無償で二次利用できます」ってことなんですけど、この規約自体は前からあります。
これは別にX運営がクリエイターの権利を勝手に奪って二次利用しますって言ってるわけではなくて、Xのタイムライン上に表示したり他のユーザーに利用(リポストとか引用リポストとか)してもらうために投稿されたコンテンツに変更を加えること(コンテンツの二次利用)に対して、クリエイターに報酬を支払うことなく行うことができますよ、という規約です。
この規約が無ければそもそもXというSNSが崩壊するので、Xが運営され続ける限りこの規約が削除されることはないでしょう。
ちなみにイラストレーターとかが移住先に考えているBlueskyにも同じ規約があります。なんならピクシブとかにも同じような規約はあるので、コンテンツを投稿できるWebサイトにはだいたい同じような規約があると思ってもらって大丈夫です。
この規約に関して何故か今更「Xが勝手に自分のコンテンツを使ってグッズとか作ったりしても文句言えないってこと?」みたいなこと言ってる人がいますが、別にそんなことをするとはどこにも書いてないし、これまでもされたことはないでしょう。
そもそもXは「ユーザーのコンテンツの権利はユーザーにある」と規約にはっきりと書いています。そこも読まずに上記の部分だけでXを批判するのは本当にネットリテラシー教育の敗北ゥ……って感じですかねぇ……。
こんなんだから切り抜き見出しの煽りニュース記事みたいなのに踊らされる人が昔から後を絶たないんですよ(飛び火)。
Blueskyに移ったところで生成AIの学習には使われますよ
Blueskyは別に生成AIの学習から自らのコンテンツを守ってくれる場所じゃないです。利用規約にも生成AIに関する言及はなく、利用を禁止しているわけでもありません。
そもそも著作権に関して利用規約に記述もない(コミュニティガイドラインの方に記述があり、一応利用規約にはガイドラインに従うよう記載はある)ので、ぶっちゃけ著作権的な意味で言えば明確に利用規約に書いてあるXの方が厳しいです。児童ポルノ的なものは欧米基準なのでBlueskyの方がクソ厳しいらしいです。
Blueskyに移っても生成AIの学習に使われますよっていうのは以下の方の記事を読んでください。わかりやすく説明してくださっています。
なんならGoogleもGoogleサービス上のコンテンツをAI学習に利用しているので、本当にAI学習に使われたくないならインターネットから足を洗ってアナログ生活に戻るしかないです。
なんで自分たちがそんな思いしなきゃいけないんだ! って憤る方はSNSで文句言いつつ選挙でクリエイターの権利を守る政策を掲げている方を応援してあげてください。今ちょうど選挙やってますし。
まとめというか終わりにというか
別にブロック機能が変更されてもブロックする側は特に変わらない
Xの生成AIへのコンテンツの利用規約に関しては、今までも行っていたのを明文化しただけ
Xのコンテンツの二次利用の利用規約は前から記載されていた(別に追加されたわけじゃない)し、他のWebサービスでも用いられている一般的な利用規約である
Blueskyに移ったところで生成AIの学習から守ってくれるわけじゃない
以上です。
以上の点を踏まえてXを批判するなりBlueskyに移住するなりなんなりしてください。
自分で知らべも考えもしないで、たまたま流れてきた強い言葉の扇動に乗っかって盲目的に批判したり「こっちがいいや!」ってなったりするのは止めた方がいいです。
ネットで見かけた情報を鵜吞みにするな。自分で調べろ。
こんな初歩的なネットリテラシー、十数年前とかなら普通に学校で教えてたと思うんですけど。今の学校って何教えてるんですか? ていうか別に学校で教わらなくても当たり前にできるようになって欲しい。
この記事を最後まで読んでくださった方はもうお分かりかと思いますが、僕が書いたこの記事だけを鵜呑みにしてわかった気にならないでください。
本当に関心があって危機感や不満を持っている方は、自分できっちり調べて考えてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。