Amazonマケプレプライムとは?参加要件や利用するメリット・デメリットを徹底解説!
みなさん、はじめまして!
Amazon専門の集客コンサルティング会社、JTRです。こちらのNoteでは、Amazon売上向上に向けたお役立ち情報を発信していきます。
今回は、Amazon出品でのマケプレプライムについて詳しく解説します。
Amazon出品者として運用する中で、「マケプレプライムという言葉を聞いたことがあるけれどよくわからない。マケプレプライムに参加するメリット・デメリットを知りたい。」このような疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
もし今後Amazonで売上を伸ばしていきたいと考えている方は、マケプレプライムについて理解する必要があります!
マケプレプライムについて理解し、うまく活用して売上の向上につなげましょう!
Amazonマケプレプライムとは?
Amazonマケプレプライムとは、出品者が出荷した商品に「primeマーク」を付けAmazon prime対象商品として売ることができるサービスです。
基本的に primeマークが付けられるのはFBA倉庫から送られる商品にしか付けられませんが、マケプレプライムを使えば自己配送でも primeマークを付けることができます。
primeマークは、メディアで放送されており浸透しているため、購入者からの信頼度獲得にも繋がり、primeマークの有無で判断する方もいるため、Amazonでの売上に大きく影響してきます。
マケプレプライム参加要件
「primeマークの有無が売上に影響するなら付けたい!」と思われた方も多いと思いますが、マケプレプライムに参加するにはいくつかの条件があります。
2021年7月15日以前では5つの要件があり、7月15日以降から新たに3つの用件が追加されました。
それぞれ解説します。
2021年7月15日以前の参加要件
まず、2021年7月15日以前の参加要件について紹介します。
【参加要件】
①マケプレプライムで設定された出荷実績、配送品質
・出荷前にキャンセルした割合が1%未満
・有効なお問い合わせ番号、伝票番号入力率といった追跡可能率が94%以上
・予定日までの配送完了率である期日内配送率が96%以上
②出品者が選ぶ prime対象地域への「お急ぎ便」の提供
③Amazonプライム会員に対して、プライム対象地域への通常配送とお急ぎ便を無料で提供
④Amazonで追跡可能な配送方法を利用
(ヤマト運輸、日本郵便のお問い合わせ番号がある配送方法)
⑤Amazonのポリシーに基づく返品・返金対応
上記5つが2021年7月15日までの参加要件です。
2021年7月15日以降の参加要件
次に2021年7月15日以降の参加要件について紹介します。
【参加要件】
①週末(土日)出荷対応している
②配送時間指標の目標値を達成すること
→商品詳細ページに表示されている、お届け予定日が1〜2日以内と表示されてる割合が目標値に達成している必要があります。
③標準サイズ商品の全国発送
→標準サイズの商品は北海道、沖縄、離島を除いた全地域をプライム対象にすることが必要です。
「標準サイズとは」
・梱包済みの状態で重さが9kg以下のもの
・商品を梱包した箱のサイズが45×35×20(cm)以下のもの
上記2つのどちらかを超えている場合は、標準サイズではなく大型商品です。
マケプレプライムを利用するメリット・デメリット
マケプレプライムに参加するメリットとデメリットについて紹介します。
メリット
マケプレプライムに参加するメリットは以下の4つがあります。
・ショッピングカートの獲得率が上がる
・自己配送でも primeマークが付く
・FBAが使えなくても primeマークが付く
・Amazonのカスタマーサービスが利用できる
それぞれ解説していきます。
【ショッピングカートの獲得率が上がる】
マケプレプライムを利用することで、ショッピングカートの獲得率が上がると言われています。
ショッピングカートの獲得とは、商品カタログのトップページに表示されている「カートに入れる」ボタンを押した時に購入される枠のことです。Amazonで同じ商品を同じ値段で出品している競合がいる場合、相手がマケプレプライムに登録していなければ、自分の出品した primeマークが付いている商品が優先的にカートが獲得できます。
【自己配送でも primeマークが付く】
Amazonには、primeマークが付いているとお急ぎ便を無料で使うことができ、お得感が得られたり、信頼度が獲得できたりするため primeマークが付いていると、売れる確率が高くなる傾向があります。
Amazonで売上を増やしたいと思っている方は、primeマークが付いていることは重要になってきます。
【FBAが使えなくても primeマークが付く】
FBAでは、冷凍・冷蔵品や季節商材、医療機器など、納品できない商品が存在します。
しかし、マケプレプライムに登録すれば、FBAに納品できない商品にも primeマークを付けることができます。
先ほども説明した通り、 primeマークの有無は売れ行きに影響するため、このような商品にも primeマークが付けれることで競合よりも売れやすくなります。
【Amazonカスタマーサービスが利用できる】
Amazonでは出品者出荷の場合、購入者からの問い合わせや返品対応は、原則として自分でやる必要があります。
しかしマケプレプライムに登録した場合、これらの業務をAmazonカスタマーサービスが代わりに行なってくれるため、手間を減らすことができます。
デメリット
マケプレプライムに参加するデメリットは以下の5つがあります。
・ 配送料を無料にしなければならない
・お急ぎ便対応地域の設定が必要
・お急ぎ便は即日発送が必要
・配送会社が限られる
・アカウント健全性に影響する恐れがある
それぞれ解説していきます。
【配送料を無料にしなければならない】
prime対象地域では、プライム会員に対してマケプレプライ商品の配送料は通常配送、お急ぎ便に限らず無料にすることが決められています。
マケプレプライムは出品者が発送するため、配送料を負担するのは出品者です。
しかし、配送料は無料にする必要があるため利益率が下がってしまう傾向にあります。
【お急ぎ便対応地域の設定が必要】
お急ぎ便では、北海道、沖縄、離島を除き翌日までに商品が届くようにする必要があります。
しかし、どんなに頑張っても2日以上かかってしまう発送場所がある場合、お急ぎ便の提供ができない地域として都道府県別で設定する必要があります。
【お急ぎ便は即日発送が必要】
お急ぎ便で注文が入った際には、即日発送する必要があります。
Amazonでは、14時までに注文の入ったお急ぎ便は翌日に届くように商品を送らなければなりません。
※祝日に限り1日分の延長が可能です。
【配送会社が限られる】
マケプレプライムで使える配送会社はヤマト運輸と日本郵便です。
マケプレプライムの条件である荷物の追跡が行えるようにするため、現時点ではこの2つ以外使うことができません。
『対応している配送方法』
ヤマト運輸
→宅急便、宅急便コンパクト、ネコポス
日本郵便
→ゆうパック、レターパック
【アカウント健全性に影響する恐れがある】
即日発送、翌日到着の条件が定められているため迅速な対応が求められる分、商品出荷や配送においてミスが発生しやすくなる傾向があります。
その結果、アカウントの健全性が低下しマケプレプライムの継続にも影響する可能性がありますので、そうならないように対策を考えておきましょう。
最後に
Amazon出品でのマケプレプライムについてご理解いただけましたでしょうか?
マケプレプライムへの登録は、primeマークが付けられるようになり、信頼度も高まることから、Amazon物販で利益を伸ばす上で重要になってきます。
今回説明したマケプレプライムに登録するメリットとデメリットをしっかりと理解し売上のアップに繋げていきましょう!
本記事がセラーの皆様の参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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