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Amazon出品「ユーザー権限」付与方法を徹底解説!外注化で作業効率を上げよう

みなさん、はじめまして!
Amazon専門の集客コンサルティング会社、JTRです。こちらのNoteでは、Amazon売上向上に向けたお役立ち情報を発信していきます。

今回は、Amazon出品におけるユーザー権限について詳しく解説します。

Amazon出品者として運用する中で、「売上が順調に伸びているのは嬉しいけれど、自分一人では時間が足りない。社内で作業を分配したい。商品登録や情報の更新を外注化したい。」このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

もしこの様な悩みがある方はAmazonの「ユーザー権限」機能がおすすめです!

今後Amazonの出品作業を自分以外の方と共同で運用しようとしている場合は、「ユーザー権限」について理解し、うまく活用して作業効率を上げていきましょう!


Amazonのユーザー権限とは

Amazonのユーザー権限とは、セラーセントラルの管理者であるマスターユーザーがアクセス権を第三者に付与する機能です。

初期設定の段階では、アカウントの管理者以外はセラーセントラルにログインできない仕組みですが、ユーザー権限を設定し専用IDおよびパスワードを発行することにより、第三者でも管理者のセラーセントラルページへのログインが可能になります。

更にユーザー権限の付与範囲を定めれば、各ユーザーがセラーセントラル内で使える機能と使えない機能を設定できます。

設定できる機能には、以下のようなものがあります。

・注文
・広告
・ストアデザイン
・在庫
・レポート
・価格など

なお、付与できる権限には以下4つの種類があります。

「なし」:編集が不可能なため表示自体されません。
「表示」:項目が表示され確認することはできますが、編集はできません。
「表示と編集」:表示され確認と編集ができます。
「管理」:管理(編集)ができます。

機能、種類分けを上手く活用することで、第三者が作業時に担当以外の項目を誤って編集してしまったり、振込口座などの管理者の個人情報が第三者に見られてしまったりということが無くなります。

※Amazonのユーザー権限機能は、小口出品者では利用できず大口出品者のみ利用することができます。


ユーザー権限を設定する手順

ここから、実際にユーザー権限を設定する手順について解説します。

【手順】
1.Amazonのセラーセントラルにログイン後、設定の「ユーザー機能」を押す。

2.「新規セラーセントラルユーザーの新規追加」部分に、追加したいユーザーの名前とメールアドレスを入れ、「招待」をクリックする。
※メールアドレスは外注先のアドレスを登録する方法と、こちらが準備し登録したメールアドレスを外注先に教える方法の2種類があります。

3.登録したメールアドレスにAmazonからメールが届くので、メール内のURLから登録ページに移動する。

4.名前、メールアドレス、パスワードを入れ「アカウントを登録します。」を押す。
※パスワードは好きなように設定することができますが、ユーザー権限付与完了後にセラーセントラルへログインする際に必要ですので、忘れないよう控えておきましょう。

5.第三者のメールアドレスやパスワードが登録完了後、管理者側のユーザー権限設定ページで表示されている「保留中のユーザー」右側の「確認」を押すと追加登録完了です。

6.追加されたアカウント右側にある「編集」を押し、ユーザー権限を与える範囲および種類を選択し設定します。
※「ユーザー権限」という項目がありますが、この項目の種類は「なし」に設定してください。この項目への権限を与えてしまうと、第三者も権限の変更ができるようになってしまいます。

7.すべての項目で付与範囲を選択したら「次に進む」を押し設定完了です。


外注化するメリット・デメリット

ユーザー権限の付与方法が分かったところで、実際に外注化する前に理解しておいて欲しい外注化のメリットとデメリットを紹介します。

外注化すれば作業も楽になるし良いことばかりと思うかも知れませんが、デメリットもありますのでしっかりと確認しておいて下さい。

外注化するメリット

外注化には以下2つのメリットがあります。
・手間や時間が節約できる
・売上が増える
それぞれ解説します。

【手間や時間が節約できる】

外注化する上で最も大きなメリットは、手間と時間を節約できることです。これまで自分一人で行っていた業務を複数人で分担できるようになり、自分は利益を上げることに注力することができます。
また、自分が不得意な分野を得意な人に外注すれば業務時間の短縮、仕事の質向上につなげることができます。

【売上が増える】

自分一人の売上では、作業時間や量に限界があるため、そのうち限界がきてしまいます。
一方、外注化すれば作業時間や量も増やした人の分だけ増え、それに伴い売上も増加させることができます。
Amazon物販に限らず、どんなビジネスでも他人資本(能力や時間など)を活用することが売上を増やす上で大切です。

外注化するデメリット

外注化には以下2つのデメリットがあります。
・外注するための費用がかかる
・外注先の管理や育成をする必要がある
それぞれ解説します。

【外注するための費用がかかる】

外注化するデメリット一つ目は、業務の依頼に費用が発生することです。

会社が従業員に給与を支給するのと同じで、仕事してもらう分の費用を払う必要があります。
外注化により、売上が外注費を上回っていれば問題はありませんが、費用の方が上回ってしまった際に、マイナス収支が続き事業そのものが厳しくなってしまいます。

【外注先の管理や育成をする必要がある】

デメリットの二つ目は、外注先の管理、育成に手間がかかることです。

はじめは作業方法やルールが分からない状態のため教える必要があったり、納品物の質が基準に達しているか確認する必要があります。
もし質が低ければ修正依頼をし、納品されたら再度確認する。などといった外注先の管理や育成をしなければなりません。


最後に

Amazon出品でのユーザー権限についてご理解いただけましたでしょうか?
ユーザー権限の設定は、Amazon物販で利益を伸ばす上で、必ず必要になってきます。今回説明した外注化するメリットとデメリットをしっかりと理解し作業の効率化、売上の向上に繋げていきましょう!

本記事がセラーの皆様の参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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