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【Amazon出品基礎知識】リードタイム(出品作業日数)は短い方が売れる!

みなさん、はじめまして!
Amazon専門の集客コンサルティング会社、JTRです。こちらのNoteでは、Amazon売上向上に向けたお役立ち情報を発信していきます。

今回は、Amazon出品におけるリードタイムは短い方が売れる理由について詳しく解説します。

Amazonでリードタイムを設定する際、「購入されてすぐに発送できるか分からないから。出荷が間に合わなくて出荷遅延率が下がっても嫌だから。」このような理由からリードタイムを長めに設定していませんか?

不安な思いから長めに設定してしまう気持ちも分かります。
しかしAmazon出品で売上げを上げたい場合に、リードタイムは可能な限り短めに設定するべきです!

Amazon出品「リードタイム」について理解し、自分に合った最適なリードタイムを設定しましょう!


Amazon出品「リードタイム」とは


リードタイムとは出荷作業日数の事であり、出品者が注文を受けてから商品を配送する業者に渡すまでの日数のことです。

リードタイム=お届け予定日ではない

上記の説明を聞いて、「リードタイムってお届け予定日のことか」と思われた方も多いのではないでしょうか。
しかし、商品ページに表示されている「お届け予定日」は設定したリードタイムではありませんので注意が必要です。

商品ページに表示されているお届け予定日は、設定したリードタイムに配送のパターン別で設定している配送所要日数を足した日数が表示されるようになっています。

計算式で表すと、この様になります。

お届け予定日=リードタイム(出荷作業日数)+配送所要日数(場合により+祝祭日数)

つまり、お届け予定日とは簡単に言うと「出品者」から「購入者」に商品が届くまでの日数のことです。
ちなみに、配送設定の際に「土日出荷対応可」の設定にしている場合は、商品ページのお届け予定日がより短く表示されます。

「リードタイム」と「お届け予定日」は出品する上で大事になるため、2つの違いについてしっかり理解しておきましょう。

リードタイムが短い方が売れる理由

リードタイムが短い方が売れる理由は、購入者のほとんどが出来るだけ早く届けられる事を望んでいるからです。
リードタイムはお届け予定日とは別で商品ページに表示されています。

「通常◯〜◯日以内に発送します」

Amazonで購入した事がある方は、この様な表示に見覚えがあると思います。
同じ商品であれば、この日数が短ければ短いほど早く届くため、短い日数の商品を選ぶのではないでしょうか。

そしてこの日数は、設定しているリードタイムの数値によって変わります。
リードタイムで設定した数値と商品ページに表示される日数の関係は以下の様になります。

【リードタイム別の表示仕様】

リードタイム1~2:最短でのお届け日が表示
リードタイム3:通常2~3日以内に発送します。
リードタイム4:通常3~4日以内に発送します。
リードタイム5:通常4~5日以内に発送します。
リードタイム6~10:通常6~10日以内に発送します。
リードタイム11~15:通常1~3週間以内に発送します。
リードタイム16~20:通常2~3週間以内に発送します。
リードタイム21~30:通常3~5週間以内に発送します。

この様に1~2を除いて、リードタイムが長くなればなるほど画面に表示される日数は長くなります。

Amazonでは注文したら早く届くイメージが定着しているため、出来るだけリードタイムを短くする事で、商品ページを訪れたユーザーから購入率が上がり、検索結果アップも期待できます。


Amazon出品「リードタイム」の設定方法


リードタイム設定方法には以下の2つがあります。

・手動で変更する方法
・在庫ファイルで変更する方法

それぞれ解決していきます。

手動で設定する方法

変更する商品が少ない場合は、手動で変更する方法がおすすめです。

【変更手順】
セラーセントラル>在庫管理>個々の商品の「詳細の編集」>出荷作業日数

こちらの手順で変更できます。

在庫ファイルで変更する方法

多くの商品のリードタイム設定を変更したい場合は、在庫ファイルからまとめて変更する方法がおすすめです。

この場合、変更前に在庫ファイルのテンプレートが必要になりますので、セラーセントラル内か、「在庫ファイルテンプレート、商品登録規約、ブラウザツリーガイド」でダウンロードしましょう。

在庫ファイルはExcelになっており、各出品商品の在庫数などが記入できます。

Excelには以下4つの項目を記入します。

・SKU
・在庫数
・出荷作業日数
・PartialUpdate(※必ず記載してください)

SKU:Amazonに新規で出品した際に出品者側が設定する商品固有コード

また、完成したExcelファイルをAmazonにアップロードする事で商品ページに反映されます。

マケプレプライムでの配送設定

出品者出荷で以下に該当する場合はリードタイムの設定に注意が必要です。

・マケプレプライム配送の商品を出品する場合
・既存の商品をマケプレプライム配送へ変更する場合

上記の場合でリードタイムを3以上のまま、マケプレプライム配送を設定すると「最短お届け日」と「通常〇~〇日以内に発送します。」の両方が商品ページ上に表示されてしまいます。
購入者からすると「最短で届くの?〇日以内発送?どっち?」と不信感を抱かれてしまう可能性もありますので、マケプレプライム配送を設定する際は、リードタイムを「1」に設定しましょう。

自分に合ったリードタイムを設定しよう

リードタイムは出品者自身で設定することができます。
設定したリードタイムで余裕があるが、念のためリードタイムを長めに設定している方は、一度試しに短く設定し運用してみて下さい。
実際に購入率や売上げが上がり、リードタイムの重要さを感じることができるでしょう。

また長期休暇などで発送業務を停止する場合は、リードタイムを長めに変え、休暇明けに元のリードタイムに戻すようにしましょう。

最後に

リードタイムについてご理解いただけましたでしょうか?
リードタイムは商品ページを訪れた方の購入率を上げる上で大切になってきます。無理のない範囲でリードタイムを短めに設定し売上げアップ、検索結果アップに繋げていきましょう!

本記事がセラーの皆様の参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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