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初心者旅人ゴリの生存報告ベトナム編♯3

みなさんお疲れ様です。初心者旅人のゴリです。

今回は前回、前々回と引き伸ばしにしていたベトナム統一鉄道についてレポートしていきます。

まずは概要から、
ベトナム統一鉄道は統一というぐらいなので南北の大都市ホーチミンからハノイまでを繋いでいる鉄道で

↑こんな感じに基本海沿いを走るのでとてもいい景色が見られます。
特に中部のリゾート地ダナンからハノイまでの路線は「世界で最も車窓からの景色が美しい列車」にも選ばれてるとのこと!

これは乗らねば!!

まぁ、僕は夜行の寝台列車にのったのでその景色はみれなかったんですけどね…

景色を見たい場合はダナンからフエまでとかの短い路線の昼行に乗るといいと思います。

さて、まずはその乗り方ですが、統一鉄道に乗るには予約が必須です。

線路が基本単線で運行数も激少なので日本みたいに予約なしですぐ乗れるってのとは感覚がだいぶん違うみたいです。

ネットでも予約できるみたいですが、予約ページがベトナム語でさっぱりだったので、僕は駅に行って予約しました。

↑ホーチミンのサイゴン駅

↑駅のチケットカウンター

ちょっとだけ並んでたので整理券をとって並びます。
写真の真ん中のモニターで番号を呼び出しているのですが、これ、すぐ窓口に行かなければ一瞬で次に飛ばされますので気をつけて下さい。
僕は2回ほど飛ばされました。

それでもなんとか窓口にたどり着くとどうやら車両の等級があるとのこと。

上から
ソフトベッドシート(寝台、4人1部屋)
ハードベッドシート(寝台、6人1部屋)
ソフトシート(椅子席、空調あり)
ハードシート(椅子席、空調なし)

ホーチミンからダナンまでについては出発日の2日前に買ったこともあって、ベッドシートは埋まってしまっていたので椅子席のソフトシートを購入しました。

↑チケット
料金は539.000ドンなので2600円ぐらい

まあ、ダナンまで約18時間(実際は20時間かかりました)で長いって言っても飛行機のエコノミークラスみたいなものでしょ!
平気平気!

って思ってましたが、

みなさん、椅子席は絶対にやめておいた方がいいです。

↑車内の風景
結構満員ですね!

この車両は現地のベトナム人の人ばかりでした。
で、ベトナムの方は自由な方ばかりなので

前の人は僕が立てなくなる程リクライニングしてきて、横のおじいちゃんはずっと臭いがきつい物食べてて、向かいの子供は爆音で動画みてて、後ろのおばさんは僕の肘掛けに素足を乗せてきて、あとは地べたに寝転んでしまうおばあちゃんもいました。

日本だったら炎上案件のオンパレードだぁ

ただ、断っておくと僕はそこはあまり気にしません。「郷に入れば郷に従え」という言葉もありますし、そういうもんなんだな〜程度に思ってました。

それよりしんどかったのは暇なことと空調ですね。

線路が田舎に行くと暇つぶしのネットはすぐ使えなくなりますし、夜は窓にカーテンをかけられてしまうので外も見れません。
もう寝るしかなくなります。

で、仕方なくうとうとしてたら配っていたタオルケットをもらいそびれてしまったのでフルパワー空調の前で一人タンクトップと半パンで震える羽目になりました。

タオルケット配るぐらいなら空調弱めたらよくない??

まあ、寒くないのか?と言ってくれた乗客の人には、
日本はもっと涼しいからね!平気さ!と泣きながら強がっちゃいましたが

で、これには流石に僕も懲りたのでダナンからハノイは1番いいソフトベッドシートを予約しました。


値段としては1,020,000ドン(約5000円)
椅子席の大体2倍ですね。

みなさん、ソフトベッドシート、超オススメです。
清潔だしめっちゃ快適!!

↑ソフトベッドシート
枕の下に掛け布団も完備です!

↑寝台車の廊下もなんかロマンを感じでめっちゃカッコいいです!

素晴らしい!!!


とまあ車両についてはこんな感じで、
あとは車内販売を少しだけご紹介
(車内販売は椅子席、ベッド席どちらもありました)


車内販売はコーヒーとお菓子とお弁当とか

お弁当は一枠きゅうりオンリーなところとか、駅弁なのに汁物があるところとか面白くて美味しかったです。

以上!
ベトナム統一鉄道はこんな感じでした!
ソフトベッドシートはとっても快適でおすすめなので是非乗ってみて下さい!

次回はダナン編です!

乞うご期待!

PS.
ヘッダーは乗った車両の写真です。
ヨーロッパ風で結構かっこいい。


あとは車窓からの写真です。
のどかでいいなぁ〜

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