小さな「気づき」#31~ユニバとディズニーの世界観とは~
先日ユニバへ行った記事を書いたが、心にひっかかたことがあった。
それはパークの入り口で小3の娘が発した言葉だった。
「ママ、なんでアメリカの国旗がここにあるの??」
そう。
違和感の正体はユニバの世界観。
かつてユニバはハリウッド映画を再現するテーマパークだったと記憶している。
18年前にはじめて訪れた時は、今はなき「E.T」などもあり、映画好きがハマる世界観があった。
しかし、現在は…
入口前方に「鬼滅の刃」さらに進むと「ドラえもん」ワゴンでは「キティちゃん」の肉まんが売られており、奥には「マリオ」。
子供たちはそのような事実は知らないので、アメリカの国旗に疑問を感じるのも無理はない。
それぞれ個々のテーマとしては完成度も高くて面白い。
しかし、いまいちパーク全体の統一感がない。
「人気のキャラクターに会いに行こう」というのがテーマなのか…
パークから高速道路が見えるのも個人的には残念。
対してディズニーは…
ゲートをくぐると目の前に広がる非日常の景色。
パークの色づかいは自然と調和し、目に優しく、心地が良い。
足取りが軽くなるミュージック。
ポップコーンやチュロスの良い香り…
何度も足を運びたいと思わせる世界観がそこにはある。
それでも18年ぶりのユニバは、ものすごく混んでいて活気もあった。
若者と私の感じ方に差異があるのは明らかである。
求めている物が違うのだ。
年を経ると見方や感じ方が変わるのを実感した旅だった。
これはこれで良い学びとなった。