小さな「気づき」#44 ~40歳で漫画に目覚める~
本当に、今更だが、ここ数年で漫画の面白さに目覚めた。
幼少期から中学生くらいまで我が家では漫画の購入が禁止されており、
読む習慣が全くなかった。
父親の漫画に対する偏見が大きかったのだと思う。
成人してからも何となく興味は持つものの、「漫画は良くない」という刷り込まれた偏見がなかなか自分の中で解消されず、つかず離れずという微妙な距離を保っていた。
時は経ち、2,3年前のこと。
学生時代の友人が「キングダム」を勧めてくれた。
当時はコロナ渦で外出がままならなく、エンターテイメントもなく
悶々と過ごしていたので、軽い気持ちでGEOへ。
まず10巻借りてきた。
なんて面白んだ!!
レンタル期間は1週間のため、急ぎ足で読んだのだが、1か月ちょっとで全巻制覇した。
歴史に疎く、苦手意識もあるが、楽しく読めた。
現世ではありえない世界を追体験できる面白さ。
ちなみに、「信」は間違いなくヒーローだけど、「壁」に肩入れしてしまう。
ちょっと「欠け」があったほうが人間らしくて好き。
あと、主人公の「信」を食う存在感、カリスマ「王騎」には、誰もが惚れる(笑)。
自分の職場の人たちにキャラクターをはめてみるのも良し。
40歳過ぎて、ちょっとした偏見を捨てると、新しい世界が見えると気づいた。
漫画は世界に誇れる日本のカルチャーだと心から思う。
さて、次は何読もう。