山手線に揺られ大学に行く中で、女子高校生がいた。昔ではあまり見なかったように華やかで、濃くも可愛らしいメイクをしていた。スカートを折り曲げて随分と足を出していた。近くの席に座って来たが、朝を急ぐサラリーマンが目の前に立ってスマホを見ているように装いながら女子高生達の足を眺めていたのが見てとれた。卑猥なちょっとした楽しみを1日の糧にしているサラリーマンに、私も将来なってしまうのだろか、と呆れた朝だった。
 今日も好きな曲を聴いて乗る電車はいつにもまして綺麗な晴れ模様でより一層心地よく感じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?