長岡造形大学情報リテラシー論④
今回は、ソーシャルメディアについて。
SNSのさまざまなアプリとそれらが持つ膨大な力について話を聞きました。
最初に、「インターネットなしで同じ趣味の人が繋がる方法は何があるか」と聞かれて、正直ほとんど何も思いつきませんでした。
常にSNSと隣り合わせな環境で育ってきて、SNSがなかった時代について想像することなどなく日々当たり前のようにSNSを使っている現状に気づき、
ちょっとまずいのでは、、、
と思ったので、授業でも考えましたがもう少しちゃんと考えてみたいと思います。
まず、唯一すぐに思いついたのは、「自分から発信すること」です。
自己紹介などで趣味について話したり、それ関係のものを身につけたりして、同じ趣味の人が話しかけてくれるのを待つという方法です。
これはSNSがある今の時代でも多くの人がとる方法なので、すぐに思いつきました。
ただ、これは学校や職場などの半強制的にランダムに人が集められる場に行く機会がある人限定になってしまうので、答えとしてはちょっと不十分かなと思います。
あとは、授業で聞いた、「趣味のサークルや同好会に参加する」「趣味のイベントに参加する」「趣味の教室に通う」
これらに関しては、どんな趣味かにもよるけれど、学生がサークルに参加すること以外は、今はあまり目にしないかなと思います。
そもそも、これらの情報を入手する手段も今はSNSがほとんどなので、SNSなしでこれらの情報を手に入れるとしたらチラシや人伝などしか思いつかないのであまり親しみがない方法だと思います。
それから、先生がおっしゃっていた「雑誌のページで興味のある人は〇〇までお電話をに電話する」という方法。
先生はこれは王道なのでと言っていたけど、私はそんなもの今まで目にしたことがなく存在も知らなかったので驚きました。
これは、電話すると名前や住所、電話番号などの個人情報を全て曝け出すことになるという話があり、確かにそういう面でもSNSがない時代は不便だったのだなと思いました。
それ関連で、
SNSで共通の趣味の友達を見つけるということは、SNSを介さないリアルの世界(身近な場所)ではあまり同じ趣味の人を見つけることができないということなのだと思います。
そして、見つけることができない原因として、マイナーな趣味なため見つけづらいということの他に、自分の趣味を公表することに抵抗があるという場合も考えられると思います。
そう言った場合、SNSがあれば名前などの個人情報を一切出さずに誰だかわからない状態で同じ趣味の人を見つけることができるので、同じ趣味の人にだけに趣味を公表することが可能になり、その他の人にバレずに済みます。
いわゆる百発百中が可能になるわけです。
SNSがないとそれができず、同趣味の人と繋がるには公表せざるを得ないということになるので、その点が最も不便だったのではないかと思います。
SNSは、誰だかわからない状態でなんでもできるために色々問題も多いですが、同趣味の友達を見つけるにはとても便利な機能です。
自分の趣味を胸を張って公表できる世の中になるのが一番いいですが、さまざまな人間が共生していかないといけないからにはなかなか難しいことです。
ジェンダーレス問題など差別や偏見をなくすことが注目を浴びている今、だからこそ逆に、差別や偏見を無くすことが意識されてしまうことでそれが逆効果となったりもするので、なかなか厳しいんだろうなと思います。
少し話が逸れましたが、
とにかく、SNSに限らず、今の身の周りの環境のさまざまな当たり前に感謝しようと改めて思えた講義でした!!
#長岡造形大学 #情報リテラシー論
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