HUNTER×HUNTERの内容が仕事に役立った話
私は、漫画はそれほど好きというわけではありませんが、HUNTER×HUNTERは好きで、人生の中で唯一夢中で読んだ漫画だと思います。
HUNTER×HUNTERの中でもジン・フリークスが好きで、何が好きかっていうと、ジンの仕事に対する考え方・行動がとてつもなく参考になる。
例えば、ジンは遺跡発掘ハンターだが、その活動は幅広く、動物に関する研究も行っている。遺跡に関して言えば遺跡を発掘するだけでなく、観光客が見ることが出来るように補修し、そのプロセスが世界的なマニュアルになったりと、私はジンのような仕事が出来るようになりたいと思い日々仕事に励んでいました。
このように、私の仕事に対する考え方・姿勢はHUNTER×HUNTERによって作られました。そして一番仕事に役立ったと思えたのが「ハンター10箇条」。
漫画の中では優秀なハンターには最大で3つの星が与えられるが、私が飲食店の店長をしている時にこのハンター10箇条を参考にしてスタッフに星を付けました。キッチンまたはホールの全ポジションを後輩スタッフの育成に携わることができるレベルの者は星1つ。キッチンとホールの全ポジションにおいて後輩の育成に携わることが出来るレベルであり、かつ自分が担当した後輩スタッフが星を獲得すれば星2つ。という感じで店の教育システムの設計にHUNTER×HUNTERの要素を入れたのは楽しかったし、スタッフにも好評だった。実際うまく回ってた。
こんな感じで、たかが漫画だが、仕事に役立つ要素は沢山あり、ただ面白いだけの漫画ではなかった。大学の先生が「HUNTER×HUNTERは人生の教科書」と言っていたが、今思えばその言葉も大げさではなかった。
まだ読んだことない人はぜひ読んでみてほしい漫画である。