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[ワイン備忘録]Chateau Bela Riesling 2018

スロヴァキアのエゴン・ミュラーを発見!
エゴン・ミュラーはドイツを代表する、世界的に大人気の白ワインん生産者。ドイツ、モーゼル・ザール・ルーヴァーの「シャルツホフベルガー」や「レ・ガレ」は値段が上がりすぎていて変えないが、このワインはまだ買いやすいけどあまり見かけない。

シャトー・ベラはそのエゴン・ミュラーがスロヴァキアの地で手掛けているワイナリー。現当主エゴン・ミュラー氏の奥様の実家、ポーランドの貴族であったウルマン家が所有していたシャトー・ベラという美しい邸宅とその周囲の敷地は、第2次世界大戦時、国に没収されましたが、現在はウルマン家に返還。2000年に初めてエゴン・ミュラー氏がその地を訪問した際、「アルザスやドイツに匹敵する可能性を感じた」と惚れ込み、2001年からワイン造りがスタート。
ワイナリーはドナウ河を挟んだハンガリーとの国境にあり、古くはハンガリー領だった場所。

国:スロヴァキア
地域:
ぶどう品種:リースリング
アルコール度数:13%

色調:輝きのあるクリアーなイエロー

香り:抜栓直後から香りが立ち上がる。黄桃、洋ナシ、金木犀ほど香りは強くないが黄色い花。ホワイトペッパー、コリアンダーのホール。蜜蠟。オイリー。

味わい:口当たりはスッキリとした綺麗な酸。この酸は最初からアフターまで続き、味わいの骨格を作っている。グレープフルーツの様な果実味とほのかな柑橘の白皮の様な苦み。ミネラルも豊かに感じる。甘みはほとんどなく、すっきりとしたドライな味わい。

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