
[ワイン備忘録]DOMAINE PONSOT MOREY-SAINT-DENIS CLOS DES MONTS LUISANTS V.V.2018
幻の白ワイン⁉
樹齢100年以上のアリゴテからつくられる白ワイン。
生産量は非常に少なく、コート・ドールで唯一アリゴテを使うことを許されているプルミエ・クリュで、ポンソだけがつくっている。
今日はそのワイン!
モレ・サン・ドニのドメーヌ・デュジャックも2000年からモン・リュイザンから白の一級ワインをつくっていますが、デュジャックはシャルドネを使っています。
当初、ポンソのクロ・デ・モン・リュイザンは、アリゴテ、シャルドネ、ピノ・ブランのブレンド。
1994年からはピノ・ブランが使われなくなり、アリゴテ70%、シャルドネ30%のブレンドに変更。
2005年からは1911年に植えられた古樹のアリゴテ100%。
以下インポーターさんのHPより、一部引用させていただいております。
モレ・サン・ドニにおける新興の大ドメーヌがデュジャックなら、伝統的大ドメーヌはポンソであろう。その歴史はデュジャックより100年も遡る。
2017年、モレ・サン・ドニ村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子ローラン・ポンソがドメーヌを去り、現在、ローランの妹ローズ・マリーが4代目の当主を務める。
ローズ・マリーは、1997年からドメーヌ参画している。醸造に関しては支配人代理も務めるアレクサンドル・アベルが醸造責任者を務める。ローラン・ポンソと同じ哲学をもち、スタイルに変化はない。
05年にようやくINAOの許可が下り、アリゴテ100%が認められることになった。畑はクロ・ド・ラ・ロッシュの上で非常に表土が薄い。古樽での発酵だが、窒素置換する以外、亜硫酸をまったく添加せずに造られるこの白ワインは独特の風味。

国:フランス
地域:ブルゴーニュ
品種:シャルドネ
アルコール度数:
畑の広さ:1.29ha
色調:透明感のあるイエロー
香り:香りにはまだまだ若さが残る。青リンゴ、梨、白桃。ナッツやアーモンドなど、樽由来の香りを感じる。
味わい:果実味には凝縮感があり、若さの残る酸味が味わいを引き締めている。味わいにはアリゴテらしからぬボリューム感がある。温度が上がると、より膨らみが広がる。