![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152128327/rectangle_large_type_2_55ffd9d5614b7c4706efef80291d5fe9.png?width=1200)
親は我が子に教えないのがちょうどいい
私は、16年以上保育・療育の現場で働いてきました。なので、プライベートで、子どももいる場所に集まると「さすが、保育士さんやね〜」と言われることがあります。
その「さすが、保育士さんやね〜」の中を具体的に聞くといくつかある中に「教えるのが上手」と言われます。もう長年やってきていることなので、
本人に自覚はありませんが、傍からみてそう見えるので、「教える」というスキルは持ち備えるのだと思うのです。
ただし!!
それが、親という立場になった瞬間、
私は子どもに「教える」はやらない!
と決めています。
なぜなら、我が子に教えて自分が描く結果が
でなかったとき、私は間違いなく負の感情が
沸くことを知っていたから。
イライラすることをわざわざ自分からするって、
お互いにメリットが、1ミリもないですよね。
じゃあ、どうしているの?
という話ですが、
原則、他者に任せます。
学校や園の先生、習い事のコーチ、祖父母、おじおばに代役をお願いできるときは、託します。
それでも、そうもいかないときは
一緒にSNSやYouTubeを探して動画を通して
学びます。そうすることで、イライラすることなく、子どもの学びを増やすことができる。
交通ルールやマナーなど、世間的に「親のしつけ」とジャンル分けされるような内容も、インスタグラムで見つけた動画をみせたりして、汲み取ってもらいます。そうすることで、親の固定概念を外せるし、子どもも素直に聞くことが多い。
そして、あの動画見てどう思った?と
コミュニケーションをとるきっかけにもなるので、
私は「教えない」を選んでいます。
【教える】とは、「知識や技能を身につけるように導く」と辞書にかいてありました。
つまり、教える側に、ある程度の答えがある状態で関わるので、それを距離の近い親がすることで、
かなり気をつけていないと「おしつけ」になりやすくなり、信頼関係どころか、距離ができてしまうことも可能性として秘めている。
だったら、親は「教える」のではなく「伝える」を
大事にして子どもと関わるとお互いに
新しい発見や新しい会話が生まれるのではないか?!
私は、自分が楽しく子育てをするために
大切な視点だと思っています。