高齢者の人口、死者数、死亡率の推移
2001~2021年の範囲における65歳以上、75歳以上、85歳以上、95歳以上の総人口推移を以下に示します。上列は縦軸(人口)のスケールを統一し、下列はそれぞれスケールアップしたものです。85歳以上、95歳以上では年が経つにつれて人口が増加していますが、65歳以上、75歳以上では近年に入って増加傾向が頭打ちになっていました。
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次に2001~2021年の範囲における65歳以上、75歳以上、85歳以上、95歳以上の死者数推移を以下に示します。一定の傾向で増加しているように見えますが、いずれの層でも2020年は例年の傾向に比べて減少していることがわかりました。また、2021年は95歳以上で例年の傾向に比べて若干高いように見えます(いずれも目視の判断にすぎないですが)。
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次に2001~2021年の範囲における65歳以上、75歳以上、85歳以上、95歳以上の死亡率推移を以下に示します。上列はスケール範囲を同じ7%にしたものであり、下列はそれぞれスケールアップしたものです。2021年では65歳以上、75歳以上の死亡率が跳ね上がっています。おそらく分母である人口数が頭打ちになっているためだと考えられます。仮にそうだとしても、分母がどうなろうが死亡率は増えることは問題なのかもしれません。このあたりはまだ整理できていないので、機会があればまた考えてみるかもしれません。
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